金澤朋子、宮本佳林、稲場愛香「メンバーが大変なときは絶対に助けたい!」【ハロプロ誕生20周年記念連載】
宮本「私の場合は自分自身を見つめ直す時間だったな。やっぱりそうなるには、やっぱりなるなりの理由がある。運命ってものを一応は信じているので、やっぱそうなる運命だった。運命とか神様は私に何を気がづかせたかったのかな?って、いろいろ考えましたね。自分なりに一個一個を紐解いていって、答えが見つかったり見つからなかったり。でも一番思ったのは、幼いころから長い期間に渡り活動を続けてきて、これがいいとかこれがダメとか、そういう一つ一つに自分の気持ちみたいなものがなくなったりもしていたこと。やっぱり私は私だし、私自身が発言したことや自分がやろうと思ったこととか、そういう一個一個に責任を持たなきゃいけないんだなって。人間として、何を大切にしなきゃいけないのかっていうことを見つめ直す時間だったなって思えます。多分これから『きっとこれだ!』って思えることが見つかったから、そこからはそういう試練はないと信じている。そこをちゃんと乗り越えて、皆さんに心配をかけることがないようにやっていきたいなと思います」
金澤「私の場合は治るっていうことがないものだった。1カ月お休みすれば治ります、手術すれば治りますとかではなかったので、休止期間を設けたところでって話もありました。なので、本当に日によっての(症状の)波が激しくて。その差が自分でもちょっと気持ち悪いというか、こんなに元気なのに、明日になったら分からないっていう不安は常にありました。でも、うまく付き合っていくしかないよねってことになって。今となっては大きな波もなくやっていけるようになったので、お医者さんにも感謝ですし、そういう時間をくださったスタッフの皆さんやメンバーにも感謝。でも、とにかくそういう波が来ないようにしなきゃいけないなって不安は今もありますね」