植田真梨恵「フラッシュバック率がすごい(笑)」デビュー10周年記念ライブ終幕!
サプライズケーキが!
アンコール明け、なぜかほふく前進で現れた植田。観客も手拍子で植田が立ち上がるまで優しく見守ると、「アンコールどうもありがとうございます! 楽しんでいただけましたか?」と言い、大きな拍手に包まれる。
そして『退屈なコッペリア』や『U.M.E.』のタイトルの由来が明かされると、ファンからは笑いが漏れた。また、ちゃっかりグッズの紹介をした後は、マネジャーに言われなければ10周年であることも気付かなかったことから、マネジャーにお礼を。
ファンも一緒に「ありがとう!」「おめでとう!」の声が次々とあふれる。
その感謝の空気が充満する中、植田1人でアコースティックギターをソフトに弾き、「夜風」が温かくファンの胸に届いた。
続いてバンドメンバーが再び入ってきて、個人的に1日の終わりに聴きたくなる楽曲No.2の「光蜜」を穏やかに、情感たっぷりに歌い上げた。
最後のMCでは、あらためてバンドメンバーの紹介に。それぞれ楽器をちょっとしか弾かないという意地悪(?)があったものの、植田の「もっと弾いてー!」の絶叫を含め、そんなやりとりもファンはいとおしく感じていた。
特にピアノ・キーボードの西村は「Lazward Piano」やLINE LIVE等の影響でファンも多く、「西村さん!」「む~さ~ん!」と大きな歓声が。
「もっと弾いて~!」の声に「欲しがりやなあ~!」と言い、名曲中の名曲「愛おしい今日」のイントロ~サビのメロディーラインを奏でてくれた。
これには一気に会場から割れんばかりの歓声が上がり、こちらとしても鳥肌が止まらなかったし、バンドマンはこれだから…と嫉妬もした。
それはさておき、バンドメンバーから植田へのサプライズが。突然4人が示し合わせたようにディズニーの名曲「星に願いを」を奏で、「10周年おめでとう!」の掛け声とともにスタッフが10周年祝いのケーキを運んでくる。
ファンからも「おめでとう!」と拍手の大喝采で、これには植田もビックリした様子で「ありがとう~!」と喜び、マネジャーの名前を叫んで「どこ~? 呼びにいこ!」と大はしゃぎ。
結局捕まえられず、「すごいうれしい! こういうときどうしたらいいか分からない!」と喜びを爆発させ、「おめでとうよりも、何よりありがとうの気持ちが強くて。一人一人皆さんがこれまでずっと変わらず応援してくださっているので、これからも真っすぐ歌を届けていけるように…。
まだ夢はかなっていませんので、子供のころからの夢をこれから皆さん一緒にかなえてください」と、少し泣いてたんじゃないか思われるくらい鼻をすすりつつ、感謝の気持ちを伝えた。
それからケーキを豪快に食べ、きれいな顔にクリームをつけたまま「皆さんも今日はケーキを食べてください!」と謎のアピールをして、「これからも皆さんのパワーに変わる曲を届けていけたらと思います。本当に今日は来ていただいてありがとうございました!」と重ねて礼を言い、最後の曲へ。
最後は「変革の気、蜂蜜の夕陽」を力強く前を向き、ビブラートを効かせて歌った。
最後にしてこの日マックスのボリュームなんじゃないかというほどの声で歌い上げ、早口で「これからも付いてきてください!」と語り、「またきっとお会いしましょう、植田真梨恵でした。ありがとうございました!」と重ねて感謝して終幕した。
今回に限らず、いつもそうだが植田はステージ上で本当に楽しそうな顔をして歌う。それは聴いている方も同じで、本当に楽しそうにライブを聴いているファンがいる。
本人もまだまだ歌い続けていくと力強く語っていたが、この歌声はなくしてはいけない大切な宝物だと思うので、“心と体”の続く限り、ずっと圧倒的に歌い続けてほしい。
10年でも20年でも、追い続けたいところだ。
取材・文=人見知りシャイボーイ
発売中
■植田真梨恵オフィシャルサイト
【HP】http://uedamarie.com/
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