<半分、青い。>鈴愛とより子一触即発!視聴者は“鈴愛派”と“より子派”に「律しっかり!」の声も
戻ってきた鈴愛と律の関係
鈴愛が梟町に戻ってきたことで、鈴愛と律、ブッチャー(矢本悠馬)、菜生(奈緒)の“梟会”が再集結。幼なじみならではの愛あるやりとりが、離婚でささくれ立っていた鈴愛の心をほぐしている。
中でも注目を浴びるのは、律との関係だ。
鈴愛は、律の前で夏虫の駅でのプロポーズを「あれは惜しかった。あのプロポーズ、断ったのは本当に惜しかった」と率直に振り返り、律も喫茶ともしびで鈴愛に「律を支えたい」と言われた日のことを「なんか俺、ドキッとしちゃってさ」と表現。
2人の関係は、高校生の頃までの“幼なじみ以上恋人未満”の関係、律が「俺があいつより一足先に生まれたのは、あいつを守るためだったのかな」とつぶやいた頃の関係に戻ったかのようだ。
第117回には、漫画家をやめたことを「結局はドロップアウトや」「触れられたくない」と気にする鈴愛に律は一言「まだそこか。まだそこにおるんか」。そんな幼なじみの気安さは鈴愛にとって、救いになっているはずだ。
“マグマ大使”であり続ける律
花野も律にすっかり懐いている。仙吉が遺した店の名前を花野だけが知っていると判明すると、鈴愛はさっそく律に電話し「律しかおらん。おじいちゃんの店や。おおじいちゃんのつけた名前を知りたい」と、花野から聞き出すように頼むなど、律は相変わらず“困ったときのマグマ大使”であり続けている。
だから、花野から名前を聞き出すアイデアを思いついた鈴愛が律に電話をかけてくるのは当然なのだが、今、律には妻のより子と息子の翼がいる。「半分、青い。」が“恋愛を超越した何かによって結ばれている2人”を描く物語であるなら、律と鈴愛、より子の折り合いは、避けては通れない。この局面で律がどう行動するかに、物語の方向性が端的に表されるといっていいだろう。
第60回(6月9日放送)では当時の恋人・清(古畑星夏)を守るために鈴愛と縁を切った律だが、今回はどう出るのか。視聴者からは、「律、あ~って顔してる」「律、しっかりしてよ!」「この状況を救えるのは律だけ!」といった律への叱咤の声も…。電話口で対峙している鈴愛とより子だけでなく、律の対応にも注目だ。
そんな第121回(20日放送)では、鈴愛が思いついた、花野から店の名前を聞き出すためのアイデアが実行に移される。