水谷豊×反町隆史「相棒」“異例”の4年目へ! 特命係は3人の新体制に
水谷豊 コメント
「season17」ですからね、我ながらよくぞここまでやって来たなと思います。
いまや僕の本名を”杉下右京”だと思っている人の方が多いんじゃないでしょうか(笑)。
実は僕の中でもちょっと不思議な現象が起きていて、ふと杉下右京のことを客観的に考えたとき、「彼の人生はこれから
どうなっていくのだろう」と、とても興味をそそられるんです。
人生そのものが気にかかるような役を演じるなんて、非常に稀有なことだと感じています。
僕は、共演者と自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的だと思っているのですが、ソリ(反町)とは4年目にしてだんだんそうなってきたなと実感しています。
互いに相手の出方を想像するのが、無性に面白くなってきたところ。でも、右京は最近の亘について、「ずいぶんズケズケとものを言うようになったな」と思っているのではないでしょうか(笑)。
右京は基本的に事件を解決することを第一に考えていますから、特命係に入ってきた青木くんについても、役に立つなら特命係にいてくれて結構、と思っているのではないでしょうか。
青木くんが裏でどんなことをたくらんでいるか分かりませんが、特命係にいるからにはやってもらわなければならないこともありますので、そこは僕も注目しています。
とにかく、「相棒」は何が起こるか分かりませんから、油断できない。この先どうなっていくか、われわれも予測がつきません。今シーズンも予測不能な「相棒」に驚いていただきたいですね。
僕たちもこれから何が起きるのか、楽しみにしています。
反町隆史 コメント
「season14」で初めて参加した当初は、これまで長い年月をかけて培われてきた「相棒」チームにうまくなじめるのか、緊張も感じていました。
でも、徐々にスタッフ・キャストの輪に入れていただき、今回、4 年目である「season17」を迎えることは亘にとっても挑戦ですし、僕自身としても大きなチャレンジ。
これから長丁場の撮影が始まりますが、とても楽しみにしています。
この3年間、右京と亘もそうですが、水谷さんと僕もさまざまな波を一緒に乗り越えてきました。
大変な撮影を一つ一つこなしてきたことで、水谷さんとの信頼関係も徐々に深まってきたと感じています。
水谷さんは「亘はずいぶんズケズケとものを言うようになった」とおっしゃっていますが、それは台本にそう描かれているからです(笑)。
右京と亘――2人の関係がミステリアスに描かれているところも「相棒」の大きな魅力ですが、亘は右京さんのことを大先輩として尊敬し、圧倒的に信頼していると感じています。
昨シーズンの最終回も「これはスゴイ!」と感心してばかりの2時間でしたし、「相棒」は毎回、台本が上がってくるたびに、「どうなっていくんだろう」と読んでいてワクワクします。
特命係にやって来た青木についても、亘は仲良くしつつ彼の優秀さを利用しようとも思っていて、どんな特命係になっていくのか、全く分かりません。
この「season17」でも、視聴者の皆さんに毎回、驚かれるような「相棒」を作っていきたいですね。
2018年10月スタート
毎週水曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系にて放送
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