<チア☆ダン> 土屋太鳳らの“演技を超えたダンス”が視聴者の心つかむ「涙が止まらない」
正直、ここまで仕上げてくるとは思わなかった。
そう感じている人も多いだろう。毎週金曜夜10:00-10:54から放送中の「チア☆ダン」(TBS系)の大会シーンが「ダンスのレベルがめちゃめちゃ上がっててびっくり!!」「どれほど練習したかと想像して涙が止まらない」と多くの視聴者に感動を呼んでいる。
ドラマ「チア☆ダン」は、チアダンスの強豪「JETS」にあこがれていた高校生・わかば(土屋太鳳)がチアダンス部「ROCKETS」の部長となって、仲間や教師と共に成長しながら“全米制覇”の夢を追い掛ける青春ストーリー。
「ROCKETS」のメンバーを演じるのは、主演の土屋太鳳をはじめ、石井杏奈、佐久間由衣、山本舞香、朝比奈彩、大友花恋、箭内夢菜、志田彩良、伊原六花、足立佳奈といった、フレッシュかつ近い将来の活躍が有望視される女優たち。先週の第6話(8月17日放送)のラストにライバル的存在だったチアリーダー部も「ROCKETS」に加入することになり、堀田真由や、福地桃子ら合計20名がチアダンス部として練習に励んできた。
ダンスの猛特訓をしてきたのは、ドラマの中だけの話ではない。ドラマの公式HP(http://www.tbs.co.jp/cheerdan_tbs/)に、“大会撮影までの10か月”を振り返る動画がアップされている。「チア☆ダン」の初回放送は2018年7月13日だったが、メンバーたちは2017年11月から集まり、全国レベルのチアダンス大会を見学するなど、撮影のずっと前から準備は始めていた。ダンスの練習は2018年1月よりスタート。普段、女優やモデルとして活動している“チアダンス初心者”の彼女たちが、動きのピッタリそろったチアダンスを、笑顔を絶やさず踊って仕上げるためには、相当な努力と結束力を高めないと不可能である。
メンバーの中にはダンス経験者の土屋太鳳や、E-girlsのパフォーマー・石井杏奈もいるが「難しかったです、チアダンスの方がすごく息があがります」と、練習当初は独特なチアダンスの動きに苦戦していた。
また山本舞香は自身のSNSに「出来なくて悔しくてもう嫌になって全部投げ出したくなった 逃げることなんて今すぐにでもできるけどね ただ、負けたくない。自分に みんなに良いものを届けたい 嘘がないものを届けたい それくらい全員マジです」と書き込んでいる。
そんな中、メンバーはお互いの意識を高め、ダンスの質を上げていった。“全米制覇”を目指す本物の部活動さながら、毎日必死に練習を重ね、メンバー同士本音を語り合い、お互いをフォローするまでに絆を深めていった。彼女たちの努力が本物だからこそ、ドラマ「チア☆ダン」に感動する視聴者が増えているのである。