吉岡里帆「人の人生を請け負う重みと戦って作った作品でした」濃厚な撮影期間を振り返る!
また、松本まりか演じる梓との対決については、「梓さんの本質的な部分が最終話で明らかになるのですが、梓さんの自分の子どもを育てる厳しい現状が目の当たりになります。
でも、やっぱり、憎しみややるせなさを感情いっぱいに梓さんからぶつけられると、えみるとしては、どうにかしたいと思いつつも、目の前のわが子をどうして大事にしてあげられないのか、という怒りも起きてしまう。
これまでのえみるは『ただ助けたい』だけだったのですが、『敵対してでも守りたい』に変わっていった。それが、9話、10話なのかなと思います」と語り、
「まりかさん演じる梓さんの、感情をむき出しで生きている姿、目の前が見えなくなって何を大事にすべきかわからなくなっている様子、渦巻く感情は、見る方の胸をわしづかみにすると思います」と見どころを明かす。
吉岡里帆、「人の人生を請け負う重みと戦って作った作品」
最後に、吉岡は「1クールと一言で言っても、どういう作品で1クールを過ごすかで、まったく心の持ち方が変わってきます。
今回は3カ月という期間が濃厚で、一日一日の重みがすごかった。楽しい、幸せ以外のところで、人の人生を請け負う重みと戦って、作った作品だと思います。
人生の瀬戸際、生きるか死ぬかのギリギリのラインを共に歩いていくことは、自然と、自分を強くさせてくれたり、守らなければならないものが見えてきて…、意識したというより、自然とこみ上げる感じでした」と3カ月の撮影期間を振り返った。
えみるの成長ぶりや、ケースワーカーと受給者、それぞれの生活を描いた、ドラマオリジナルのラストに注目だ。
毎週火曜夜9:00-9:54
フジテレビ系にて放送
【公式HP】https://www.ktv.jp/kbss/index.html
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