<半分、青い。>“カンちゃんに会いたい”涼次に視聴者「捨てたくせに!」「会わせてあげよう」
戸惑い、言葉が出ない鈴愛。ただ一言、「涼ちゃん、元気…ですか?」と問いかけるのが精いっぱい。その問いかけに、光江は静かにほほ笑んだ。
そんな鈴愛に、視聴者からは「あり得ない」「今さら⁉鈴愛とカンちゃん捨てたくせに」「どの口が言ってるんだ!?」といった反対の声や、「もう会わせてあげよう。きっと涼ちゃんもすごくがんばってきたはず」という賛成の声、「カンちゃんもきっと会いたいよね。でも別れた経緯がひどすぎる…」といった様子見の声まで、さまざまな反応が上がっている。
光江の思いやり、鈴愛の成長
このやりとりでは、お互いを気づかう鈴愛と光江の関係にも注目があつまっている。
涼次のことは我が子のように思っているはずなのに、戸惑う鈴愛を気づかい、すぐに「あ、ごめん!忘れて!」「涼次のことはな、許せんよな。そりゃそうや、あんなアホンダラ!」と話を打ち消そうとする光江。
一方、鈴愛も「ありがとうございます。感謝しかないです、ほんとに。私ひとりでは、東京に来てからとてもカンちゃんを育てながら働けなかったと思っています」と光江に頭を下げた。
お互いを気づかい合う2人に、視聴者からは「光江さん、なんて優しい人だろう」「鈴愛、ちゃんとお礼言えて偉い。成長を感じた」「鈴愛も光江さんも、すごく切ない表情…見ているだけで苦しくなる」といった声が。
しょっちゅう花野を預かっている光江には、「やろうと思えばこっそり涼ちゃんに花野を会わせることもできるのに、ちゃんと話をするところに誠意を感じた」といった声も寄せられている。
鈴愛にとってはわだかまりの残る相手でも、花野にとってはかけがえのない父親だ。岐阜で、仙吉(中村雅俊)に「パパに会いたくないんか?」と聞かれ、「全然淋しくないんだよ。カンちゃんが『パパ』って思うと必ずパパが『カンちゃん』って思うって約束したもん」と殊勝に答えた花野。大事にしているキツネのぬいぐるみ「ココンタ」は、涼次からプレゼントされたものだ。さて、鈴愛の決断は――。
18日放送の第146回では、花野のひと言をきっかけにそよ風の扇風機完成への糸口を見つけた律は開発に没頭し始める。見守るしかない鈴愛は正人(中村倫也)と食事に出かけて…。