<半分、青い。>“ユーコ夫”登場で視聴者驚き「絵皿だけじゃなかった!!」『ごちそうさん』のアノ人
9月29日に最終回を迎える連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。26日放送の第153回では、震災から安否がわからなくなっていたユーコこと浅葱裕子(清野菜名)の夫・洋二(山中崇)が登場。裕子への思いがにじむ演技が視聴者の涙を誘った。(以下ネタバレがあります)
洋二とともに洋二の実家に近い宮城・仙台に引っ越しており、そこで被災した裕子。震災後、携帯電話がつながらなくなり鈴愛(永野芽郁)は心配のあまり仕事が手につかない。
律(佐藤健)や津曲(有田哲平)らも、震災の影響で部品調達などに四苦八苦。投資家へのプレゼンも行い資金を集めてしまった以上、“そよ風ファン”の発売を遅らせることはできず、苦悩していた。
そんな中、鈴愛の携帯電話に洋二から電話がかかってきた。
「きょう、秋風羽織先生がいらっしゃいました」「秋風先生は今、“A-Girl”の続編を描いていらっしゃるそうです。それを今度の『月刊ガーベラ』に載せるそうです。帰ってきた裕子に…見せるんだって。そうしたら僕、思ったんです。秋風先生にそんなことまでしてもらった裕子は、帰ってくるしかないな、って」
涙をこらえながら秋風羽織(豊川悦司)の近況を伝える洋二に、鈴愛は力強く「はい、そうです。そのとおりです」と答えた――。
洋二の登場に「やっと動く姿が…」
裕子の夫・洋二のこれまで登場シーンは、裕子の結婚式後、新郎新婦の絵皿にプリントされた写真と、裕子が我が子・クーちゃんについて話したときの携帯電話の画像のみ。今回、裕子の安否を心配し涙する場面が初出演シーンとなった。
電話口で涙ながらに近況を語る洋二の涙には、裕子との幸せな結婚生活を想像させる深い悲しみが宿っていた。視聴者からは「山中崇さん。ユーコを想う気持ちがすごいあふれてて泣けた」「やっと動く山中さんが見られたけど、こんな形とは…」「絵皿だけじゃなかった!!」「引き出物の写真だけではないと思ってたけど」「山中さんが洋二役だったのって、このシーンのためだったの…?つらい」「ここにきて初めての出演でこの演技。素晴らしいの一言」といった声が上がった。