<半分、青い。>“ユーコ夫”登場で視聴者驚き「絵皿だけじゃなかった!!」『ごちそうさん』のアノ人
「結婚は米」の室井役でも話題に
演じる山中は、2013年下半期の連続テレビ小説「ごちそうさん」(NHK総合ほか)で見せた小説家の卵・室井幸斎役も印象的だった。みすぼらしい身なりに丸メガネ、無精ひげがトレードマークの室井は、小説家志望らしく時には名ゼリフを口にすることも。
ヒロイン・め以子(杏)のお見合い話が持ち上がったときには、め以子に「結婚は米じゃないか?」と一見トンチンカンな意見を力説した。「新米の時期はどうやっても甘くてうまいけど、時が経つにつれ、スカスカのボソボソになっていく。だから炊き方が大切だし、工夫が必要になってくる」「その手間を喜んでやれる相手だと、結婚は、うまくいくんじゃないか?」
熱のこもった室井の言葉が、め以子から悠太郎(東出昌大)へ「あなたに一生美味しいものを食べさせます!」という朝ドラ史上に残る“逆プロポーズ”を引き出したのだった。朝ドラファンの中ではその印象が強烈だったようで、洋二役での出演に「どうしても山中崇さんではなく室井さんと呼びたくなる」「いいシーンなのに室井さんが小ぎれいになって…という目で見てしまって反省」といった声も…。
そんな山中の“言葉を伝える力”が光った「半分、青い。」での洋二の初登場シーン。
26日の放送後に山中は、自身の公式Instagramで“半分青い”布のような壁のような不思議な画像をアップ。「出演は絵皿だけではありませんでした」「物語も大詰めです。良かったらご覧くださいませ」と、簡潔な言葉で作品をアピールした。そんな山中に、ファンからは「朝から涙しました」「秋風先生のエピソード、感動しました」といった声が寄せられている。
ついに裕子の消息がついに判明し、ドラマは残すところあと3話のみ。27日放送の第154回では、鈴愛が知らせを聞いてふさぎこんだまま、岐阜の実家に帰省する。和子(原田知世)のお参りのために訪れた萩尾家で、鈴愛は弥一(谷原章介)と会話を交わす。