間宮祥太朗&桜井日奈子で「いま最も泣ける」Twitter漫画が実写化!
間宮祥太朗「小坂の叫びも静かに聞こえますように」
小坂れい役の間宮は、「台本を読むたびに、小坂と鹿野のやり取りのひとつひとつがとても微笑ましく、そして、監督と桜井日奈子さんとリハーサルや話し合いを重ねて作っていく時間も充実していました。
小坂も鹿野も他の登場人物たちも、『自分はここにいるんだ』という叫びを抱えた人達のように思います。それは夢や恋愛や自分の置かれた環境によって違い、個性でもある。それぞれが個性を持って絶望している。
思春期という言葉で一括りにしてしまわず、何故葛藤していて、何に救われるのか。日常を過ごす当人たちの温度を感じていただけたらと思います。小坂の叫びも静かに聞こえますように」と役柄への思いを告白。
桜井日奈子「鹿野はたくさんの矛盾を抱えたキャラクター」
鹿野なな役の桜井は、「私が演じる鹿野ななは、つかみどころのない、たくさんの矛盾を抱えたキャラクターです。初めて演じるタイプの役で苦戦していますが、だからこそ、この現場で得られるものがたくさんあるなと実感しています。
撮影はカットごとに、みんなで映像をチェックしながら、一つ一つのシーンを丁寧に作っています。色々な表現を、自分の目で確かめながら進めていけることはとてもありがたく、鹿野を演じながらも自分自身と向き合っている感じです。
この作品がたくさんの皆さんに届きますように。小林(啓一)監督やスタッフの皆さん、そして間宮祥太朗さん、キャストの皆さんと一緒にがんばりたいです」と意気込みを明かした。
世紀末「スクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのが楽しみ」
そして、原作者の世紀末は「映画化が決定したと聞いた時、ベストセラーでもない私の作品が映画化だなんて騙されているんじゃないかと怖くなりました。おまけに主演が間宮祥太朗さんと桜井日奈子さんというステキなお二人だなんて、これを書いてる今もまだ信じられない自分がいます。
ですが、実際に現場にお邪魔させていただくと、小林監督をはじめとした本当にたくさんの方が『良いものを作る』という目で動かれていて圧倒されました。『殺さない彼と死なない彼女』を愛してもらっていました。紙から飛び出して大きなスクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのがとても楽しみです」と期待をのぞかせた。
映画「殺さない彼と死なない彼女」は、2019年秋公開予定。
2019年秋全国ロードショー