浅川梨奈「高校時代と現在の容姿の差はポイント(笑)」北原里英主演映画に小島藤子、松田るから
高橋浩監督コメント
登場人物たちは、最初は仲間と楽しそうに遊んでいますが、恐怖の非日常空間になってからは自分が助かりたいために嫌な部分やエゴがむき出しになってきます。ですから、皆さんには、陽の芝居から陰の芝居まで演じて分けてもらう必要がありました。そういう＋から－まで演じることのできる女優を探し、イメージに近い人が見つかると、その出演作を見ながらこの子は映画「としまえん」に出演した時、このシーンでは何て言うんだろう、何をするんだろう、といつも考えていました。
逆のパターンを当てはめたときもあります。「こんなかわいい顔してこんなこと言わせちゃう？」とか、台本が煮詰まったときは、「君はどうしたいの？ 教えて」とか写真に話し掛けながら書いてました。ありがたいことに思惑通りのキャスティングが実現し、キャストの皆さんは私の脳内演出を超えた期待以上の演技を見せてくれました。
現場の彼女たちはカメラが回っていない時は、いつも楽しそうに女子トークをしていたり、自分の出番がないときでも現場に遊びにきていたり、昔から仲良し5人組だったんじゃないかと錯覚するほどチームワークが抜群でした。限られた期間での撮影だったので、とても助けられました。
恐怖シーンでは本当に彼女たちがその恐怖を体験しているのではないかという程迫真の“怖がり”を体現してくれました。そのあまりの迫真ぶりにカメラサイドではちょこちょこ笑いもおきていたほどです(笑)。
八方美人キャラ、女王様キャラ、オタク女子キャラ、妹的キャラ、天真爛漫キャラ、内気キャラを各人がそれぞれが見事に演じ分けてくれたので、芝居を見ているだけでも引き込まれますし、「次はこいつをどう怖がらせてやろうか…？」と考えるだけでワクワクする現場でしたし、その私が感じたワクワク感をそのままお届けできるような映画が完成しました。
普段あまり目にすることができない“きれいな彼女たちの恐怖顔”を目いっぱいお楽しみください！
あらすじ
としまえんに遊びに来た高校時代からの仲良しグループが噂になっていた“としまえんの呪い”を軽い気持ちで試み、恐ろしい現象に巻き込まれる。呪いを解き、遊園地から脱出しようと試みるが、1人1人と消えていく仲間たち。真相に迫っていく中、メンバーに襲いかかる呪いが高校時代のある出来事に起因していたことに気付く。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
2019年5月、全国ロードショー
出演＝北原里英
小島藤子、浅川梨奈（SUPER☆GiRLS）、松田るか、さいとうなり、小宮有紗
國島直希、鈴木聖奈、沖田×華
吉川美結、三嶋悠莉、河瀬祐未
YOUNGDAIS、中山峻、島ひろ子、竹中直人
監督・脚本＝高橋浩
▼公式サイト
https://www.toshimaen-movie.com
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