リオット 役:進藤 学
――役の衣装を着た感想をお願いします。
進藤:2.5次元舞台には出演したことはあるんですけど、あまりカラコンを着ける役になったことがなくて苦戦しました。まさかここでやることになるとは…(笑)。だから、本番までには慣れるようにしていきたいなと。衣装は80kgくらいあるように重厚感あふれた作りに見えると思いますが(笑)、すごく軽い作りにして頂いたので殺陣も期待してもらえたらと思います。
いや、やっぱり実は鎧は実際すごく重いってことにして、それなのに殺陣であんなに動けてる進藤さんすごい!って言われるようにしておこうかな(笑)。
――自身が演じるキャラクター以外で、気になる人やキャラクターは誰ですか?
進藤:汐崎アイルくんが演じるクロムですかね。彼とは十数年ぶりに共演するのですが、また一緒にできるのがすごく嬉しいです。僕は一番年上なんですけど、末っ子タイプなので現場でここをこうしよう!とかひっぱることは絶対にないです(笑)。
逆にアイルはお母さん役で、ああしなさい、こうしなさいって口は出すけど、それが彼の良いところなんですよね。僕はどっちかっていうと自分のことをしっかりとやって、その背中を見せる父親役みたいなことはできるかな。若手もいっぱいいるんですけど、でもベテランの徳山秀典さんもいるので、バランスが良い舞台になると思います。
――自分と役の共通点はありますか?
進藤:頑固と言うか、こだわりがあるというか、何かをやるとそれにまっしぐらになっちゃうことですかね。僕は黒いものが好きで服も黒を選びますし、食べ物も黒くできるように食べられる着色剤を持ち歩いていて。
(おもむろにポケットからピンポン玉くらいの黒いボールを出す)あと、意味もなく黒いボールを持っていたり(笑)。誰からも頼まれてないのに、何かに使命感を感じてしまうのは近いんじゃないかなと思います。それが周りからは歪に見えることもあるんですけど、それでも自分の信念にまっすぐ進んでしまうんですよね。
――ファンへメッセージをお願いします。
進藤:リオットの魅力は常に真面目なところだと思うので、そこは重点的に魅せられたらと。愚直にまっすぐ存在していることによってリオットという存在ができると思うので、そこはブレないようにしたいと思います。
笑いのシーンとかもリオットだけ真面目でいることで、そこがまた笑いに繋がると思うので、そういうところを大事にしつつ演じていけたらいいなと思います。お時間許す限り、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。
宗教国家「セレンファーレン」皇子リュゼ役:大見拓土
――自身が演じる役の衣装を着た感想をお願いします。
大見:まず、完成度の高さに驚きました。僕だけじゃなくて、他の役者さんの衣装もすごく完成度が高いと思います! あと、今日初めて弟であるメアを見たんですけど、ウィッグとか衣装が本当に役者自身に馴染んでいてびっくりしました!
――自身が演じるキャラクター以外で、気になるキャラクターは誰ですか?
大見:弟のメアはやっぱり気になりますね。原作では向こうがひきこもりなので部屋から出てきてくれないのであまり絡めないんですけど(笑)、だからこそ仲良くしたいですね。メアを演じる三原大樹さんとはさっき野球の話ができて嬉しかったし、これからもっと仲良くなれると思うとすごく楽しみです。
あと、アニ姫が好きです! ツッコミが鋭くて、自然と自分と同じことを言ってくれるのがすごく良いですね(笑)。例えば、リュゼに対して姫が「この人、宰相宰相ばっかりだな……」って言うシーンがあるんですけど、俺もそれ同じこと思ってた!っていうフィーリングの近さが好きです。
――自分と役の共通点はありますか?
大見:リュゼって、宰相が言っていたことをすぐ信じちゃう所があるんですけど、僕もそういうところがあって。あとよく笑うところと、人が言った言葉をすぐ信じちゃうところ。
それは責任転嫁ではなくて、僕は自分にあまり自信がなくて、信頼している人が言ってたことが当たり前!って思っちゃうところがあるので。最初から完璧な人はいないから、リュゼももしかして過去にはそういうことがあったのかもしれないなって思いました。
――ファンへメッセージをお願いします。
大見:こんなに正々堂々ダメな所を出す舞台ってあまりないと思うので、そこにキュンとしていただくために、ギャップを作れるようにしていけたら良いなって思います。
この作品は登場人物全員のクセがすごく強いので(笑)、笑いに関してはボケにいくというよりは、各々のキャラが真面目にやっていくのが一番面白いと思うんです。だから、僕たちは作品を信じてやっていけたらいいなと思います! 劇場でお待ちしています。
【徳山秀典が初2.5作品に挑む!スパダリ役との共通点は完璧主義!?歌劇派ステージ「ダメプリ」キャストインタビューその(2) へと続く。同記事は11月29日(木)夜8時配信予定】
2018年12月1日(土)~12月9日(日)東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
エンディングは「ラブルート」「ダメルート」の2種類で、ハイタッチ特典付き公演もあり
【HP】damepri-stage.com
【Twitter】@damepri_stage
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