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田中圭、「おっさんずラブ」初回視聴率2.9%で「数字が上がらなかったら俳優を辞める」と宣言していた

2019/01/03 19:45

田中圭
田中圭 撮影=阿部岳人

1月2日に放送された「新春テレビ放談2019」(NHK総合)に出演した、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の貴島彩理プロデューサーが、ドラマの第1話が放送された当時の田中圭とのエピソードを明かした。

NHK、民放、ネットの垣根を越えて年に1度、テレビについて好き勝手に語り合う「新春テレビ放談」。今年も千原ジュニア司会で、カンニング竹山、ヒャダイン、YOUに加え、テレビ朝日プロデューサーの貴島彩理氏、「ゴッドタン」などを担当しているテレビ東京の佐久間宣之プロデューサー、動画配信サービス「SHOWROOM」代表の前田裕二氏が出演した。

田中圭主演で、“おっさん”たちの恋愛模様を描いた「おっさんずラブ」は、ドラマの第6回と第7回(最終回)の放送日には、Twitterの世界トレンドワード第1位を獲得、さらに映画化も決定した2018年の話題作。しかし、放送初回の視聴率は2.9%と低く貴島Pは「しんどい数字ですね。ヤバイと思いました」と振り返る。

初回放送後に貴島Pが現場を訪れると、「びっくりするぐらいどんよりした雰囲気だった」という。そんな中、田中は「おい、なにへこんでんだよ!」と明るく貴島Pに声をかけてくれ、さらに「2話で数字が上がらなかったら、オレは俳優をやめる」と宣言。

2話では少しだけ視聴率も上がり「あぁ、辞めなくて良かった、責任取れないと思って。でも最終回までずっと同じ感じで、数字(視聴率)はそんなに上がらなかったので、そんな気持ちでした」と貴島Pは回想した。

前田氏は「おっさんずラブ」のヒットの秘密を「スナックぽい」と分析。「視聴者も半分制作者の気分になっている。スナックぽいなと思って。ママが酔い潰れたら(お客さんが)カウンターに入ってお酒を作る側に回る。そういうお客さんって、ずっとお店を愛してくれるじゃないですか。そういう行動と似ていて、単なる一視聴者で終えちゃうとドラマが終わるとスーッと去っていっちゃうけど、一回運営側に連れてきてしまうと、かなり長い期間愛してくれる」と解説した。

ネットでは「前田さんの分析は本当にスゴイ」「前田さん常に的確な意見!」など、前田氏に共感する声が多数よせられていた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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