飾らないからこそ力強い、西山茉希の生き方が輝くワケ
ーータイトルの副題にある「母として、モデルとして、女性として」。それぞれの西山さんの生き方が綴られていますが、実はこの3つとしっかりと向き合うことはとても難しいことではないかと思います。ご自身がこの3つのバランスが取れている理由は何だと思いますか? また、この3つを円グラフにするならどんな形になるのでしょうか?
西山「どれの百点もとろうとしていないからバランスが成り立つのかもしれないです。円グラフにするなら真ん中にいる自分を一番大切にしたい。2019年の"今の子供の年齢"から、グラフは"母"が多くなるのかもですが、"母"が多いなら、"多い"と感じないように他の二つも追っかけて増やしていきたいとは思っています。そもそも円グラフの外枠が私には無いのかもですね(笑)」
ーーちなみに先ほどの「母」「モデル」「女性」。最後は「妻」ではなく「女性」なんだなと。そこに西山さんの思いや意図があるのか、そのあたりをお話いただけますか?
西山「妻がいませんよね(笑)。例えば、『母として、モデルとして、妻として』というタイトルの本があっても、なんか片寄った主張な気がして、私が読者側だったらあまり興味湧かないからかなぁと。幅広い方から興味を持っていただきたかったのです」
ーー作品の中にある、育児を初めてから仕事の大切さ、仕事をさせてもらうことのありがたさに気付いたというフレーズが印象的でした。逆説的に「もし」の話で恐縮ですが結婚・出産せずに33歳を迎えていたら。仕事との向き合い方は違っていたのでしょうか?
西山「一つのお仕事を頂いてから、受けて、叶えられるまでの流れが今よりもきっとスムーズだから、ひとつひとつのスケジュールとにらめっこしてパズルのように生活の流れとはめ込むことをしていないと思います。仕事というピースをはめこめない時期に、寂しさや悔しさがあった分、きっと成り立つ喜びが大きいんだと思います」
ーー今、晩婚化が進み、少子化が進み、果てには恋愛すること自体も減っているというデータもあります。「恋すること、家族を持つこと、子供を育てること」。実現している西山さんだからこその言葉を聞きたいのですが、やっぱり「いいもの」ですか?
西山「いいものですよ! 喜怒哀楽がフル回転(笑)!」
1300円(税別) 発売中
株式会社世界文化社
●西山茉希 『Life 西山茉希』発売記念 握手会 in 新潟
日時:2019年1月27日(日)14:00~ ※受付13:00~15:00
場所:ジュンク堂書店 新潟店 地下一階 カフェスペース横
新潟県新潟市中央区笹口1-1 プラーカ1 1階・地下1階 (Junku.COM 併設)
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