自分の殻を破れたらいいな
――外見はキュートだけど中身は“漢(おとこ)の中の漢”という役柄ですが、演じた感想は?
作品の内容や役どころに対する不安は全くなく、すごく勢いのある作品なので、その勢いに任せて自分の殻を破れたらいいなという思いで撮影に臨みました。
――役作りなどは?
これまでの作品では、自分なりに役の過去を掘り下げ、所作や言葉遣いなどから役を詰めていくのですが、この作品は“(女性になってしまった)今をどう生きるか”というのがテーマでした。
監督や男性キャストの3人、「ゴクドルズ」の他の二人たちと役をすり合わせながら作っていきました。
――演じる上で意識したことは?
アイドルとしての活動を離れた時の“オフ”の時間に、“どれだけ女らしさを出さないか”ということにはすごく気を使いました。
言葉遣いはもちろん、ポケットに手を入れるしぐさから、寝方、座り方、たばこの持ち方まで、白洲迅さんの撮影を見学させてもらって自分で動画を撮って研究しました。大分撮影の邪魔だったとは思うんですけど…(苦笑)。
――研究で得られた白洲さんの特徴は?
“白洲さんが演じる健太郎っぽさ”はかなり研究させていただいて、ずいぶんまねさせていただいたのでたくさんあるのですが、例えば泣き方だと、迅さんって手首の内側を目元に持っていって泣くんですよ。
あとは、お酒を飲む時のぐいのみの持ち方が、持つ手をぐいのみの横に添える感じじゃなくて、奥側を手のひらで覆うくらいまで手首を返して持っていて…。
全くの手探り状態からのスタートだったのですが、頑張って研究して作中でもちょこちょこ出ているので、「誰か、気付いて~!」って思っています(笑)。
2月8日(金)公開
【公式HP】https://gokudorus.toeiad.co.jp/
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