石原さとみ「完全に欲の塊の作品」初共演の吉田鋼太郎らと5人芝居に挑戦
長塚圭史コメント
「アジアの女」がまさかこんなぜいたくな形で再演する機会を得ようとは思ってもいませんでした。演出の鋼太郎さんをはじめ、石原さんや山内君に13年前のこの作品を託せることが素直にとてもうれしいです。
「アジアの女」は絶望の果ての、ですね。どうしたら無力な自分に期待できるのか。愚かな社会に期待できるのか。つまり人間どもに、それはやっぱり自分なのかもしれませんが、全ての愚か者たちに期待したくて紡いだ戯曲です。
当時、新国立劇場の芸術監督を務められていた栗山民也氏に、まだまとまり切らぬ新作の構想を四苦八苦しながら話したところ、ミヒャエル・エンデを薦めていただきました。
改めて読み直すと、そうした私の絶望が、希望の種に変わっていったのです。その片鱗さえ見られないのかもしれませんが、私の中ではものすごくミヒャエル・エンデな、もっと言いますと「モモ」や「サーカス物語」のようなところに著しく共感して書き上げた戯曲です。
劇中の大地震は関東大震災をモチーフにしました。東日本の大震災が起きる前に書いた戯曲が、2019年にどう響くのか、とても楽しみです。
山内圭哉コメント
吉田鋼太郎さんと共演させてもらってからというもの、常に鋼太郎さんと芝居したい思うようになりました。そなもん二つ返事でやらせてもらいます。共演だけでなく演出も受けれるのですから、そなもん金払てでもやらせてもらいます。
で、元はと言えば鋼太郎さんと自分を引き合わせてくれたのは長塚でした。幸せな公演です。大事に丁寧に演じたいと思います。劇場へお越し下さい。
矢本悠馬コメント
俳優を始めて8年目、駆け出しの頃とても小さな役で舞台には出演したことはありますが、精神的に今回の作品は、舞台初挑戦というつもりで挑みたいと思ってます。
吉田鋼太郎さんとは映像の方で同じ作品を何度も共演させてもらってますが、直接絡むことが一度もなかったので、ワクワクどきどきしています。そして、主演の石原さとみさん、かわいすぎますよね。ワクワクどきどきしてます(笑)。
水口早香コメント
吉田鋼太郎さんや石原さとみさんをはじめ、憧れていた方たちとご一緒できることが未だ夢のようです。
稽古初日には緊張も興奮もしていると思いますが、思い切り飛び込むつもりで、今の自分の全てを尽くしたいと思います。
9月6日(金)~9月29日(日)
会場=東京・シアターコクーン
作=長塚圭史
演出=吉田鋼太郎
出演=石原さとみ、山内圭哉、矢本悠馬、水口早香、吉田鋼太郎
主催・企画制作=ホリプロ
チケット先行発売=5月予定
公式サイト=http://hpot.jp/stage/asia2019
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