これからの寒い季節にぴったりの“鍋男子”ブームが到来!?
フジッコ株式会社では、1982年に社団法人日本昆布協会によって制定された11月15日「昆布の日」をきっかけに、昆布製品を使った料理を広く知ってもらおうと11月13日、男性を対象にした「鍋男子のとろろ昆布鍋」料理教室を開催した。
同料理教室には、料理の経験レベルがさまざまな20代から60代までの男性12名が参加。男性たちは、講師として招かれた2人組フードユニット・つむぎやの金子健一氏とマツーラユタカ氏と一緒に“ふじっ子 純とろ”と“日高べんりだし”を使った「豚肉と豆腐と豆乳とろろ昆布鍋」、“ふじっ子煮 ごま昆布”入りの「春巻きコロッケ」、“ふじっ子”入りの「えびホタテごはん」の3品の料理作りにチャレンジ。
料理を終えた男性参加者は、「豆乳鍋は、実際には食べたことがなく『どうかな』って思っていたんですが、食べてみたら優しい味で、抵抗感なく食べることができた。普段、妻に料理を任せっきりで台所に立たないんですが、たまには作ってみたいなって思いました」（30代男性）、「これから鍋の季節で、毎日毎日、鍋みたいな感じになるんで、ぜひ、作ってみようかなって思います」（40代男性）、「日ごろ、“男子厨房に入らず”なわたしなんですけど…非常に楽しくできた。料理は楽しくなければおいしくないっていうこともあるんですね」（50代男性）と照れながらも、料理への関心が高まったことを明かした。
講師を務めた金子氏は「周りに食べてくれる人、おもてなししたいと思う仲間や家族がいると、（料理を）しますよね。『おいしい』って言ってくれる人がそばにいるとこっちも頑張れる。僕の場合は、かみさんに『あんたは、外でチヤホヤされているから、あたしは厳しくいくよ！』って言われて、あんまり『おいしい』って言われないんですね。だから、たまに言われる『いいんじゃない』っていうのがうれしいので、僕は、かみさんに『うまい』って言わせようと日々、頑張っています」と料理に対する熱意を語った。
また、マツーラ氏は「料理は、手伝わされているとかじゃなくて『うまいもん作ろう』って思うと楽しいんですよ。季節を楽しむこともできるし、自分が作ったものでうまいって思えることにこしたことはない。男の人って、はまると女性より圧倒的にはまる。料理って奥が深いので、道具もそうですし、味とかを開拓して行きがいがあります」と全国の男性たちにエールを送り、金子氏も「確かに、カッコイイ包丁やおっきいまな板を浅草辺りの老舗に行って買うとか、ちょっとご褒美的なプレゼントで調理器具を買うと（料理を）やりますよね。あとは、失敗するのはしょうがない、僕らも失敗しますし。失敗しないとおいしいものが作れない！」と賛同する。
最後に、本誌の表紙でタレントが持つ“レモン”を使ったレシピについて、無理やりお伺いすると、「メインではないんですけど、レモンに限らず、柑橘系は仕上げにすごい使いますよね。“香り付け”って、僕らすごい大事にしているんですけど、サラダの時とかにでも、レモンを絞って、最後の香り付けに使いますね」（マツーラ氏）、「レモンケーキとか、パウンドケーキとかに皮を削って生地に混ぜたりとかですかね。市販のレモンピールとか使えば、生地に混ぜるとおいしいケーキができると思います」（金子氏）と悩みながらも快く教えてくれた。
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