初の声優レギュラー獲得は“南ちゃんネタ”のおかげ? いとうあさこ、あだち充原作「MIX」に本人役で出演!
「MIX」の“レギュラー出演者”として、アフレコに参加したいとうあさこは、収録後、あだち充作品に出演する喜びや、アフレコの感想などを語った。
いとうあさこ本人が語る浅倉南ネタの極意とは?
――あだち充作品に思い入れはありますか?
いとうあさこ:めちゃめちゃありますね。やっぱり「タッチ」は“うっかり同居”って設定がすごく好きで…。一緒に住んではいないですけど、真ん中に部屋がある…。若い男女がそこでキャッキャして、いつの間にか恋をしているという設定が好きなんです。
――出演することが決まっていかがでしたか?
いとう:いまだに信じられません。「MIX」の(原作の)連載が始まった時、漫画の中にファンレターみたいなのが出てきたんです。その名前が「あさこ」だったんですよ。それで勝手に、私のことだって(笑)。
浅倉南ちゃんのネタをやっていた頃は、あだち先生と接触することはもちろんないですけど、お断りを入れたわけでもなく、日本中の南ちゃんファンから苦情が来ました(笑)。あと、新体操を目指す小学生から「やめてくれ、リボンを回すと笑われる」って…。小学生にはお返事を書いて、「大丈夫だよ、こんなのは一時のものだから。自分を信じてリボンを振り回していたら開花するからやめないでね。私もやめないけどね(笑)」っていう手紙を送りました。それくらい南ちゃんの反響は大きかったです。
このネタは、やる勇気ですよね(笑)。世に出ると思っていなかったです。毎月作るネタの一つで、実際あのネタはネタ見せでは落ちていたんです。全然受からなくて…。「“イライラする”って言葉はちょっと…」と言われてたんですけど、ある日イベントでやったら、バカウケして。そしたらディレクターさんが、「ごめん、ウケるんだね。テレビ出るか?」って。
その後、日高のり子さんとお仕事でご一緒したときに「南、イライラする」って言っていただけたんですよ。すごくないですか? でも、「『浅倉南、40歳』だけは言えない」って(笑)。
やっぱり南ちゃんというすてきな偶像があるから。「でも、南ちゃんだってイライラするさ」ってことで、たくさんの方に面白がっていただけて…。もう、一生忘れられないです。
4月6日(土)スタート
毎週土曜昼5:30-夜6:00
日本テレビ系で放送
<スタッフ>
原作:あだち充「MIX」(小学館「ゲッサン」連載中)
監督:渡部穏寛 シリーズ構成:冨岡淳広
脚本:樋口達人、山田健一、福嶋幸典、北条千夏
キャラクターデザイン:牧孝雄 音楽:住友紀人
オープニングテーマ:sumika「イコール」
エンディングテーマ:Little Glee Monster「君に届くまで」
アニメーション制作:オー・エル・エム
制作・著作:読売テレビ・小学館集英社プロダクション
<キャスト>
立花投馬:梶裕貴 立花走一郎:内田雄馬
立花音美:内田真礼 大山春夏:花澤香菜
立花英介:高木渉 立花真弓:井上喜久子
西村勇:中尾隆聖
【HP】https://www.ytv.co.jp/mix/
【Twitter】@mix_ytvanime
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