<白い巨塔>財前(岡田准一)と東(寺尾聰)の師弟関係が崩壊…!? 波乱の教授選が幕を開ける
5月22日から5夜連続で放送されている岡田准一主演のドラマスペシャル「白い巨塔」(夜9:00放送、テレビ朝日系)。
山崎豊子不朽の同名小説を原作に、物語の設定を2019年に置き換え“令和最初の大型ドラマ”として復活した本作は、岡田演じる浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎が、自身の悲願である“教授の座”を目指してなりふり構わず邁進していく姿を映し出す。
今回は第一夜の振り返りとともに、5月23日(木)放送の第二夜の見どころを数々の場面カットと合わせて紹介する。
第一夜をおさらい!
腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名をはせる浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田准一)。教授退官を控えた東貞蔵(寺尾聰)は、自らの後継者として財前を次期教授に推す意思を見せていたものの、かねてから上昇志向の強すぎる財前の態度を快く思っていなかったこともあり、ついに財前以外の人物を候補として推薦することを決意する。
一方、東の真意を知った財前は、師の後押しに頼ることなく教授選に臨む覚悟を。義父である財前又一(小林薫)の強大な財力と政治力を最大限に使い、“浪速大学医学部第一外科教授”という悲願に向けてさまざまな工作を開始した。
同じ頃、財前は同期である第一内科・准教授の里見脩二(松山ケンイチ)から、胃がん再発患者のカルテを見せられる。財前は「これは胃がんの再発ではなく、すい臓を原発巣として別のがんである」と誤診を指摘。
即座に執刀を申し出るが、誤診をしたのが浪速大学医学部長の鵜飼裕次(松重豊)だと分かった途端、翻意。
教授選を見据えて、上層部に盾突くようなことは避ける財前に、里見は非難の目を向ける。
だが、程なくして財前は里見にその患者の手術決行を宣言。患者の命を救い、誤診をした鵜飼のメンツも保つため、執刀を東に依頼する。
財前の思惑はどこにあるのか、数々の謎を孕む中、第一夜は幕を閉じた。