<白い巨塔>財前(岡田准一)に思わぬ落とし穴が!? 第四夜は法廷バトル
5月22日から5夜連続で放送されている岡田准一主演のドラマスペシャル「白い巨塔」(夜9:00放送、テレビ朝日系)。
山崎豊子不朽の同名小説を原作に、物語の設定を2019年に置き換え“令和最初の大型ドラマ”として復活した本作は、岡田演じる浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎が、自身の悲願である“教授の座”を目指してなりふり構わず邁進していく姿を映し出す。
今回は第三夜の振り返りとともに、5月25日(土)放送の第四夜の見どころを、数々の場面カットと合わせて紹介する。
まだまだ間に合う!第三夜をおさらい
熾烈(しれつ)な教授選に勝利し、“浪速大学医学部第一外科教授”という悲願を達成した財前五郎(岡田准一)は、教授として充実した毎日を送っていた。ドイツの国際医療外科学会からは、講演と手術のデモンストレーションに招かれ、まさに教授としての絶頂期。
そんなある日、里見脩二(松山ケンイチ)のもとに、佐々木庸平(柳葉敏郎)という患者がやって来る。持病の糖尿病が悪化したため、薬を見直したいという庸平だが、入念な検査を重ねるうち、すい臓がんの疑いが浮上。里見は外科医として全幅の信頼を置く財前に執刀を依頼するが、庸平と妻のよし江(岸本加世子)は、財前の尊大な態度に不安を募らせる。
里見の説得もあり、手術を決意した庸平。だが財前は、担当医・柳原雅博(満島真之介)や里見の進言にも耳を貸さず、術前の詳しい検査を行わないまま手術の日を迎える。手術中、柳原は庸平の肝臓に腫大と白い部分があるのを発見。生検に出すべきか相談するものの、財前はその言葉を一蹴し、手術を終えてしまう。
いよいよ財前がドイツへ発つときが迫る中、庸平の容態が急変。焦る柳原は里見に連絡を取り、里見は財前を呼び戻すため、空港へと向かう。だがわずかに間に合わず、財前は笑顔でゲートの中へ。そして柳原たちの必死の治療むなしく、庸平の容態は悪化の一途をたどり…。
念願だった第一外科教授の座を射止め、栄華を極めた財前に、転落の時は着々と近づいてきて…という展開で第三夜は幕を閉じた。