アニメ映画「海獣の子供」で森崎ウィンが声優初挑戦!「スピルバーグ監督にも見ていただきたいですね」
森崎ウィン「是非、スティーヴン・スピルバーグ監督にも見ていただきたいですね」
本作が声優初挑戦となる森崎ウィンは、「キャラクターの呼吸と合わせるのがすごく難しかった」とコメント。また、「人が喋る前のちょっとした息遣いなど普段意識せずに自然とやっているものも、いきなり画だけを見るとわからなくなってしまう。どこでこの人は息を吸っているのか、それってすごく大事なんだなと改めて感じました」と振り返った。
これに対し、渡辺歩監督は「ものすごく一生懸命に、前向きに探って突き詰めて考えてくださる、これは簡単なようでなかなかできるものじゃないです。アプローチの仕方が素晴らしかったです。映画の神様に森崎ウィンという才能と出会わせてくれて感謝しますと伝えたいですね」とコメントした。
企画から5年の月日を経て完成した本作に渡辺監督は「もちろん完成させなければならないものですが、制作期間中はいつか世に出せる、きっと驚いてくれるだろう、こんな風に感動してもらいたい、という気持ちを込めてスタッフ一同で作っていくその時間が楽しくて、なんだか終わってしまうのが寂しいです。ですが、晴れて今日を迎えて、一般試写はこれが最後でまもなく公開を迎えるということで、一口には言えない思いがありますね」と作品への思いを告白。
そして、「生き物や生命がどこからきてどこへいくのかという非常に広いテーマではございますが、一つ一つ疑問や感じたことを見てくれた方一人一人の中で個人的なものとして受けとっていただいて、命や自分の存在について考えた時に、どんな考えのヒントがあるか、その思考が生まれてくるか。この少女は劇中、あるきっかけで自分のことを取り戻します。それは皆さんの中にもそれぞれの形であると思いますので、そう言った部分を感じてもらえたらうれしいです」と本作品の見どころも語った。
一方で、森崎は「『レディ・プレイヤー1』をイギリスで撮影していた時、現場にいらしたアニメーターやCGクリエイターの方々がみんなアニメ好きで、日本のアニメの話をすると熱くなるんです。日本のアニメの偉大さというのを肌で感じました。今回、日本から発信される新しい作品が世界に広がっていき、その中に自分も携わっていることを誇りに思いますし、新たな日本の魅力がお世話になった方々にも違った形で届くというのはうれしいです。是非、スティーヴン・スピルバーグ監督にも見ていただきたいですね」とコメントした。
【原作】 五十嵐大介「海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)
【キャスト】芦田愛菜 石橋陽彩 浦上晟周 森崎ウィン 稲垣吾郎 蒼井 優 渡辺 徹 / 田中泯 富司純子
【スタッフ】監督/渡辺 歩 キャラクターデザイン・総作画監督・演出/小西賢一 美術監督/木村真二
CGI監督/秋本賢一郎 色彩設計/伊東美由樹 音響監督/笠松広司 プロデューサー/田中栄子
【音楽】久石譲
【主題歌】米津玄師「海の幽霊」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
【アニメーション制作】STUDIO4℃
【配給】東宝映像事業部
【映画公式サイト】https://www.kaijunokodomo.com/
【映画公式twitter】https://twitter.com/kaiju_no_kodomo?lang=ja