元乃木坂46・衛藤美彩が映画初出演&初主演「不安が大きかった」太賀とダブル主演
太賀と元乃木坂46・衛藤美彩がダブル主演を務める映画「静かな雨」が、2020年に公開されることが発表された。
原作は、2016年の本屋大賞を受賞し、2018年に山崎賢人主演で映画化された「羊と鋼の森」の宮下奈都の同名小説(文藝春秋刊)。
本作は、宮下が2004年に執筆し、「第98回文學界新人賞」で佳作を受賞したデビュー作となる。
主演は、さまざまな役どころを自在に演じ分ける“カメレオン俳優”と注目されている太賀と、3月に乃木坂46を卒業し、新たな一歩を踏み出した衛藤の二人。衛藤は映画初出演で主演を務める。
「四月の永い夢」(2017年)で世界4大映画祭の一つであるモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞し、新作「わたしは光をにぎっている」(2019年)でも同映画祭に特別招待されワールドプレミアを果たした、昨今の映画界で評価を高めている新鋭・中川龍太郎がメガホンを取る。
本作は、2020年新春に全国順次公開予定。また、6月6日には「静かな雨」の文庫本が発売される。
物語
大学で生物考古学研究助手をしている行助(太賀)は、パチンコ屋の駐車場でおいしそうなたい焼き屋を見つける。そこは、こよみ(衛藤美彩)という真っすぐな目をしたかわいい女の子が一人で経営する店だった。行助はその店に通うようになり、こよみと言葉を交わすようになる。
しかし、ある朝こよみは交通事故で意識不明になってしまう。毎日病院に通う行助。そして、奇跡的に意識を取り戻したこよみだったが、事故の後遺症で記憶に障害があることが判明する。事故以前の記憶は残っているが、目覚めてからの記憶は一日たつと消えてしまうという。
行助は、記憶が刻まれなくなったこよみと変わらずに接していこうとするが…。
2020年新春、全国順次公開予定
出演=太賀、衛藤美彩 ほか
原作=宮下奈都「静かな雨」(文藝春秋刊)
監督=中川龍太郎
脚本=梅原英司、中川龍太郎
公式サイト=https://kiguu-shizukana-ame.com
(C)2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋