元乃木坂46・衛藤美彩が映画初出演&初主演「不安が大きかった」太賀とダブル主演
太賀コメント
この作品に対する思いを一言では表現できない。それほど、監督とたくさんの言葉を交わし、悩み考え抜いて現場に臨みました。
記憶が失われていくヒロインの目に映るのは、曖昧でどこか不確かな光景なのかもしれません。その世界に僕が持ち寄れるものは、確かで純粋な優しさだけだと思って演じました。
素晴らしいスタッフの方々、すてきなキャストの皆さんと過ごした日々は、中川監督の強烈な個性が引き寄せた、映画作りにおける奇跡のようでした。ぜひ、劇場に見に来てください。
衛藤美彩コメント
初映画が初主演ということで、お話を聞いた時は私で務まるのか不安な気持ちの方が大きかったです。
でも、「静かな雨」の原作を読ませていただいて、この物語の世界観が本当にすてきで、ユキスケとこよみの生きている時間が優しく温かく、「私もこの世界の中で生きてみたい!」と素直に感じました。
監督、スタッフの皆さま、ユキスケ役の太賀さん始め、たくさんの方に支えていただきながら無事撮り終える事ができました。早く皆さんに見ていただきたいです。
中川龍太郎監督コメント
山を切り崩して造成された人工の街のその片隅。
そこには、ささやかな生活があって、わずかばかりの自然の残響が音楽として満ちている。その歓びと哀しみと希みを描きたくて、この物語を映画にさせてもらいました。
太賀さんが演じる、足を引きずりながらも一歩ずつ前進しようとする青年は僕たちの写し鏡。彼が、衛藤美彩さんの演じる、失われた自然の精霊と出会い、静かな奇跡を起こす姿を、劇場の暗闇で皆さまと共有できるのを楽しみにしています。
2020年新春、全国順次公開予定
出演=太賀、衛藤美彩 ほか
原作=宮下奈都「静かな雨」(文藝春秋刊)
監督=中川龍太郎
脚本=梅原英司、中川龍太郎
公式サイト=https://kiguu-shizukana-ame.com
(C)2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋