芦田「今は友達と過ごす時間が楽しい。友達とたくさん思い出を作りたい」
――琉花と“海”、“空”は水族館や海で関係性を深めていきますが、プライベートでの海や水族館での思い出を教えてください。
石橋：小学校6年生のときに、家族で横須賀の方の海に行ったんです。朝は楽しく遊べていたのですが、夕方近くになるにつれて時期のせいなのかくらげが増えてきて。すごく刺されて痛くて、“チクっ”とした思い出になりました(笑)。
芦田：最近は行けていないのですが、小さい頃は水族館によく行っていました。私は覚えていないんですけど、ジンベエザメにも会ったことがあるみたいで写真が残っています。この作品を見て、水族館に行きたいなと思いましたね。海は、ゴールデンウイークに潮干狩りに行くことが多いです。
――物語では琉花の夏休みの体験が描かれますが、今年の夏やまとまったお休みが取れたら挑戦してみたいことはありますか？
芦田：今は友達と過ごす時間がすごく楽しくて。たわいもない話をしているだけでも面白いので、友達とたくさん思い出を作りたいですね。あとは、海外旅行にも行きたい！ マチュピチュや知床の自然など、世界遺産を見てみたいです。
石橋：僕も友達と一緒に話すのが楽しいので、友達と遊びたいです。あと、家族で草津温泉に行けたらいいな。温泉や旅館など、日本っぽい雰囲気が好きなので、夏休みに空いていたら行ってみたいです。
――芦田さんは、最年少でさまざまなことに挑戦されてきていますが、前例にないことをやる怖さや不安、プレッシャーなどは感じたりしますか？
芦田：最年少だからとか、初めてだからとか意識したことはないんです。一つ一つのお仕事にきちんと向き合って、自分ができる全力を尽くせるよう、真摯(しんし)に受け止めてやっています。
――石橋さんは、空を演じた後に声変わりされたとのことですが、このタイミングで“海”を演じられて思うことはありますか？
石橋：一生出せない声をこんなに素晴らしい作品で残せたことが、本当に光栄だと思っています。声のコントロールがより難しくなってきたのが収録した2週間後くらいだったので、ギリギリでした。
映画をご覧になる皆さんに、そのときにしか出せない“海”の声に魅力を感じていただけたらうれしいです。
6月7日(金)より全国ロードショー
＜スタッフ＞
原作：五十嵐大介「海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)
主題歌：米津玄師「海の幽霊」
監督：渡辺歩 音楽：久石譲
キャラクターデザイン・総作画監督・演出：小西賢一
アニメーション制作：STUDIO4℃
＜キャスト＞
芦田愛菜 石橋陽彩
浦上晟周 森崎ウィン
稲垣吾郎 蒼井優
渡辺徹 田中泯 富司純子
【公式HP】https://www.kaijunokodomo.com/
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