出川哲朗、ウッチャンナンチャンの素顔を明かす「この二人は本当の天然」
出川哲朗から見たウッチャンナンチャンとは
――出川さんは、ウッチャンナンチャンさんと専門学校時代の同級生で、よく知った仲だと思いますが、今回の旅にお二人の性格は反映されていましたか?
出川:(学生時代から)変わっていないですし、中岡(創一)が「ウッチャンナンチャンって両方とも変ですね」とよく言ってくれたなと思いました。視聴者の方には、すごく気の利いた、できたお二人という印象があると思いますが、本当に変わっているんです。
――具体的にはどんなところですか?
出川:(内村は)まず、人に興味がない。誰でも分かるくらい人に興味がないですね。本当に「週刊少年ジャンプ」(集英社)しか読んでいなくて、どこに行っても「ジャンプ」ですから。
南原:人柄はいいんですけど、人に興味がないんですよ(笑)。
出川:人に一切迷惑も掛けないし、性格も優しいんだけどね(笑)。
南原は、熱中するとすごいですが、熱中するペースが早いんです。学生の頃なんて「俺はブロードウェイのダンサーになる!」と言いながら暇さえあれば踊っていたから、もう誰もツッコめないのよ。
あと、(南原が)始球式をやることになった時に、毎日楽屋でタオルを持ってシャドーピッチングをしていたみたいで(笑)。チェンが「聞いてくれ!」と言いながら来て、「南原はいつも楽屋でシャドーピッチングをやっているけど、あいつ、何になりたいんだ」って(笑)。その時はみんなでゲラゲラ笑いました。
でも、始球式当日、南原がいざ投げたら、大リーグのスーパースター相手にデッドボールになってしまって…。そういう人たちなんです(笑)。俺が“抜けた天然”って言われがちだけど、この二人は本当の天然だと思っています。
バカリズム:ウッチャンナンチャンさんにはツッコミがいないですもんね(笑)。
出川:それ、まこっちゃん(バカリズム)の名言ですよ。
内村:俺ら、よくやって来れたな(笑)。
南原:ポンコツ二人組じゃないか(笑)。