天海祐希、“キントリ”との別れを惜しむ「離れるのはちょっと寂しい」
最終話のあらすじ
同窓会で同級生らを毒殺した罪で起訴された被告人・未亜(吉川愛)と、医大キャンパスで起こった同級生刺殺事件の被疑者・藤井(坂東龍汰)。2人が2カ月前、かつて山のキャンプ場を襲った土砂崩れから自分たちを救出してくれた地元中学校の元校長・染谷(吉田鋼太郎)と会っていたことが判明。さらにその日に、彼らが染谷を崖から突き落としていたことも明らかになる。
有希子ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」は真相を明らかにするため、未亜を徹底的に追及。やがて未亜は重い口を開いたかと思うと、染谷に“警告”するため、藤井に複製させた毒物を同窓会の飲み物に混入したという供述をする。しかし、その行為が染谷に対し、どういう“警告”になるのかまでは聞き出すことができずにいた。
時を同じくして、転落事故について事情を聴くため染谷の自宅を訪れていた管理官・梶山(田中哲司)が、キントリにこれから帰る旨を連絡したのを最後に、消息を絶ち、キントリのメンバーはよからぬ胸騒ぎを覚える。
そんな中、都心のごみ箱から梶山の携帯のみが発見される。そこには山の斜面、そして青空を撮影したと思われる画像データが残されていた。
梶山の身を案じながらも、有希子らは転落事故の件で染谷の聴取を開始。当初はあくまで「自ら発作的に身を投げた」と主張していた染谷だったが、やがて「本当のことを話す」と切り出し、未亜と藤井との面会を懇願し始める。
一方、有希子はその際の何気ない会話の流れに鋭く反応する。現構成メンバーの正式変更を目前に控えたキントリメンバーが、一丸となって挑む“最後の事件”。彼らは謎多き事件の真相を解き明かすことができるのか。そして、キントリを待ち受ける運命とは…。