連ドラ初挑戦の傳谷英里香「情に厚かったり根性があるところは自分と共通してるなと思う」
ドラマも映画もどんどんやっていきたい
――初めての連ドラの現場で、感じたことがありましたら教えてください。
舞台をやってたときの表現と映像の違いは何だろうと考えたときに、映像の場合は、初歩的なことですが、カメラの存在ですね。制限がある中での動きやお芝居は考える必要があるのだなと、改めて感じました。あと、今回に関しては監督の指示が絶対ではなく、相談しながら一緒に作れた環境だったので、いろんな選択肢があるというのは勉強になりました。
――ドラマの見どころを教えてください。
LCCは世間的にまだそんなに知られていないと思うので、このドラマを通して魅力や働く人たちの思いを伝えられたらいいなと思いますし、それぞれのキャラクターが影響を与え合って成長していく過程も楽しいと思います。気軽に見ていただいて、ふふって笑って次の日も頑張ろうと、明るい気持ちになれるような作品になればいいなと思います。
――今後の役者としての目標を教えてください。
ドラマも映画もどんどんやっていきたいですし、いろんな役柄に出会って、いろんな人間を通して、全てを経験にしていければいいなと思ってます。サイコパスなどの、ぶっ飛んでいる役なども面白そう。過去を埋めて、役を作っていく作業は多いのかもしれませんが、やっぱり自分とかけ離れている方が面白い面もあるだろうなと思います。体を動かすことも好きなので、アクションも楽しいだろうなと思います。
●でんや・えりか=1995年11月2日生まれ、千葉県出身。
ベイビーレイズJAPANのリーダーを経て、女優、タレントなど多方面で活動。
出演作は「世界ふしぎ発見!」(TBS系)、「そうだ!恋をしよう」(2019年NHK BSプレミアム)、舞台「新・罪と罰」(2019年)など。
主演舞台「Fumiko」が8月15日(木)~18日(日)に東京芸術劇場シアターウエストにて上演。