梅宮辰夫、倉本聰と12年ぶりタッグ!「やすらぎの刻」“第3のパート”であの世との交流描く
12年ぶりタッグが実現!
2018年9月に前立腺がん、1月に尿管がんの手術を受け、現在は人工透析も行っている梅宮だが、その間もAbemaTVオリジナルドラマ「特命係長 只野仁」で貫録あふれる会長役を熱演するなど仕事は続行しており、今回は40年以上も付き合いのある倉本作品だからこそ、出演を決意。
倉本とは、往年の大人気ドラマ「前略おふくろ様」(1975年~77年、フジテレビ系)で組んだ間柄で、梅宮はこの作品で主人公が憧れるベテランの板前役を演じ、それまでのイメージを打破。俳優人生の分岐点となったドラマともいわれている。
そして2007年には同じく料亭を舞台に倉本が描いたドラマ「拝啓、父上様」(フジテレビ系)にも板前役で出演しており、12年ぶりに、倉本×梅宮のタッグが実現することとなった。
梅宮「これは断れないな」
第3パートの初回収録当日、どてら姿に身を包み、息子・栄を演じる石坂と丁々発止のやり取りを繰り広げた梅宮。天国の愚痴を吐露するセリフは威勢よく、一方で栄に酒やタバコをねだるセリフなどは茶目っ気たっぷりに演じ、まさに緩急自在な演技を披露した。
スタジオは名優2人が醸し出す圧倒的オーラに包まれながらも、テンポよい掛け合いにたびたび笑いが起き、撮影は終始和やかなムードで進行した。
梅宮は本作のオファーを受けたときの心境を「倉本さんとは古い付き合いなので、正直言うと“やっぱり来たか!”と思いました(笑)。倉本さんから頼まれたら、これは断れないなと感じました」と語り、倉本との“絆”から出演を快諾したことを告白。
また、第3パートの見どころを「ややこしい事は抜きにして、僕の姿を見て、“あぁ、やっぱり昭和の役者はいいな”と思っていただけたらうれしいですね」 と力強く語った。
なお、梅宮が出演する第3パートの第1弾は、7月15日(月)、16日(火)、17日(水)に放送。その後は不定期に放送していく予定。