7月27日(土)にスタートするドラマ「だから私は推しました」(毎週土曜夜11:30-0:00、NHK総合)の試写会が11日に東京・NHK放送センターで行われ、桜井ユキ、白石聖、澤部佑らが出席した。
同作は「地下アイドル×女子オタ」をテーマに、生きづらさを抱えるヒロインのOLが、地下アイドルと出会い“オタク沼”にハマることで人生が変わる姿を描く。脚本は森下佳子が担当する。
ひょんなことから地下アイドルにハマっていく愛を演じる桜井は、「撮影が始まる前はこの題材になじみがなく、台本には感じたことのない感情が描かれている部分もあり不安も多かった」と話す。
しかし「(劇中のアイドルグループ)“サニーサイドアップ”のみんなやオタクの方たちを通じて感じることが多くて新鮮でした」と、撮影を通して新しい発見があったと明かした。
また、ハナ役の白石は「ダンスやダンスレッスン経験者ばかりの中でのレッスンは未経験な私にとって大変でした。でもハナちゃんもダンスが苦手なので、そこは共感できました」と“アイドル役”の苦労を語る。
白石演じるハナは、徐々にファンである愛と距離を縮めていく。
桜井は「近づきたいけど近づけない、(ファンとアイドルとしての関係を)壊したくない。そんな距離感や感情を大切にしています。その絶妙な距離感が“初恋”のような…」とコメントし、役柄同様すっかりハナにぞっこんのようだった。
一方、澤部が演じるのはサニーサイドアップにまつわる事件を捜査する刑事・聖護院実。
アイドルチームとの共演がないそうで、「白石さんと会うのが初めてで、『ハナだ!』と緊張しちゃってます」とまるでアイドルファンのようなリアクションを見せる。
そして、「こんなに面白いかと! 始まって早々に心をつかまれて、涙して、そしてサスペンス要素にドキっとさせられて…。澤部がこんなに揺さぶられることはなかなかないです!!」と、作品の魅力を興奮気味にアピールした。
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