キスマイ北山、欲望渦巻く仮想空間を捜査!主演舞台に向けて『良いチャレンジになると思っています』
上演台本・演出:瀬戸山美咲コメント
人間は肉体と心を持つ限り、「満ち足りなさ」や「寂しさ」を感じてしまう…。この作品は、インターネット上の犯罪をサスペンスフルに描きながら、そういった人間の普遍的な姿を描いています。
また、テクノロジーと倫理、仮想空間での表現の自由など、今、私たちが直面しているさまざまな問題が盛り込まれている戯曲です。とても刺激的なキャストがそろいました。みんなで化学反応を起こしながら、人間の本質に迫っていきたいと思います。
モリス役:北山宏光コメント
初めてお話をいただいた時、その世界感と内容に最初は戸惑いました。ただ台本を読みこんでいくと、これは現実でも起こりうる可能性もある話だし、社会的なメッセージが込められていて、非常に楽しみになってきました。
表現するのには、まだまだ未知数な部分もありますが、良いチャレンジになると思っています。共演者の方々も、大先輩ばかりで、生半可な気持ちでは到底、太刀打ちができないので、ちゃんとしがみつき、自分の中でも成長できる舞台にしたいです。
ドイル役:中村梅雀コメント
芸歴55年目にして、出演者が少人数のお芝居に出るのは初めてです。海外作家の作品も数えるほどしか出演していませんが、今回の“バーチャルと現実の世界を行き来する物語”がどんな舞台になるのか、今からとても楽しみです。
立派な仕事をしても、家族がいても、どうにもならない心の歪みや孤独を抱えてしまう人間の、デリケートでチャーミングな深層心理に迫る面白い作品です。ぜひ、たくさんの方々に見ていただきたいです。
ウッドナット役:シライケイタコメント
命の根源や生きることの本質を問い、生きるって何だろうと感じさせるようなこの作品に、俳優として参加できることを、本当にうれしく思います。
最近は脚本や演出をする機会が多く、久々に出演のみに集中する作品になるので、とても楽しみにしています。今をときめく北山さんや大先輩方と共に、良い作品を作っていきたいと思います。
シムズ/パパ役:平田満
このような視点の作品をあまり見たことがなかったので、新鮮な気持ちで台本を読みました。
仮想空間というのは、僕にはあまりなじみのない世界ではありますが、この作品の世界観や人間関係を、どれだけリアルに感じられるものなのかがとても興味深く、その中でシムズという役にチャレンジできることにやりがいを感じています。
キャストの皆さんや演出の瀬戸山さんと一緒になって、今まで見たことがない、やったことがない演劇になればいいなと思います。
舞台「THE NETHER」あらすじ
インターネットが発達した近未来。人々は<ネザー/NETHER>という仮想空間で膨大な時間を過ごしている。捜査官・モリス(北山宏光)は、ネザーで行われる犯罪を取り締まっている。
尋問室で、彼はシムズ(平田満)という男と対峙していた。シムズには自分の管理する「ハイダウェイ」というエリアで子供との性行為を提供しているという疑惑があった。モリスはハイダウェイの顧客だったドイル(中村梅雀)という男の尋問も並行して進めていく。
また、モリスはハイダウェイに潜入捜査官・ウッドナット(シライケイタ)を送り込んでいた。ウッドナットはそこでアイリス (長谷川凜音/植原星空)という美しい少女と出会う。
2019年10月11日(金)~11月2日(土)東京グローブ座
2019年11月7日(木)~11月10日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール
<スタッフ>
作:ジェニファー・ヘイリー
上演台本・演出:瀬戸山美咲
企画・製作:Quaras 主催:東京グローブ座
<キャスト>
北山宏光 中村梅雀 シライケイタ
平田満 長谷川凜音/植原星空(Wキャスト)
【HP】www.thenether2019.jp
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