台湾タイフーン再上陸!「桃花タイフーン!!」ファンイベント
台湾ドラマ「桃花タイフーン!!」のDVD購入者を対象としたイベントが、都内にて行われ、“台湾スウィート教祖”のシンディ・ワン、アイドルグループ飛輪海(フェイルンハイ)のジローとケルビン、台湾の人気アイドル3人が出席した。
本作は、日本でも100万部を売り上げた藤田和子原作の同名コミックを、台湾の大人気アイドルらによってドラマ化したもの。シンディ演じる桃花は6人兄妹の末っ子で唯一の女の子。妹のことがかわいくて仕方ない“シスコンブラザーズ”の邪魔にもめげずに、初恋を成就させるため奮闘する姿が描かれている。'09年、台湾で放映され大ヒットし、'10年には、日本でも放映され人気を博した。
1500人ものファンが駆け付けたイベントでは、シンディが客席から登場するというサプライズから始まり、撮影の裏側やうわさの真相を語るなど会場を沸かせた。
飛輪海のケルビンは“フェイクキスの名人”といううわさを証明するために、同グループのジローと実演をすることに。台湾人気男性アイドル同士のまさかのキスシーンに会場からは黄色い声援と拍手が沸き起こった。一方、ジローは、子供をあやすのが上手といううわさを証明するため、ステージ上で実際にあやして見せた。リハーサルの際は、子供との距離がなかなか縮まらず苦労したみたいだが、本番では何とか子供との距離を縮めることができ、ホッと胸をなで下ろした。また、飛輪海の2人は、ドラマ撮影は、自身のコンサートの時期と重なっており、多忙の中、時間を見つけて歌とダンスの練習をしたと明かし、台湾トップアイドルとして、プロ根性も垣間見せた。シンディは、共演者の誕生日を祝うなど、仲間思いの一面も明かし、また、昨年行われたシンディ・ハッピーダンスオーディションの優秀者の人たちと一緒に、自身のヒット曲「心電心」を踊り、満面の笑顔を見せた。
ドラマについては、ジローが史郎を演じた感想を、「今までコミカルな役が多かったので、ジローのように言葉の数が少なく、目の動きや表情などで感情表現するというのが難しかった…この役を通してずいぶん勉強させてもらいました!」とドラマを通してひと回り役者として大きくなったことを実感していた。
3人は柔道部という設定だが、誰も柔道は経験したことはなく、撮影前に受身などの特訓を受けたという。実際に柔道を行うシーンでは恐くなかったかと聞かれ、シンディは「幼いときにテコンドーを習っていた」と語り、周りを驚かせた。また、シンディは、オススメの天津を聞かれ「トーフーファン。あったかいプリンのようなものでおいしい! また、芋の白玉団子や、やわらかく炊いたピーナッツも大好き!」と女の子らしく甘いものには目がない様子。
今回のイベントの感想を聞かれると、「このドラマに出演したおかげで、初めて日本に来れました。ファンの皆様と交流できて、本当にうれしいです! まだまだ、交流し足りない」(シンディ)、「日本の漫画を原作としたドラマに出演することができましてうれしい。これを機会に日本に来ることも多くなると思う。会場でファンの皆さまの顔を見ると、良く見かける顔がいらっしゃって、皆さんからずいぶん力をもらったような気がします。また、このような至近距離でファンの皆さんに会えることができてうれしいと思います」(ジロー)、「お久しぶりだと思いますけど、このドラマの関係で日本に来ることができ、とってもうれしく思います。いつも、応援してくださってありがとうございます。また、ドラマを通してより身近に、わたしたちを感じられるようになればと思います」(ケルビン)と、それぞれファンとのひと時を満喫した様子だった。
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