子どもたちのパワフルさに圧倒される
――物語ではシェアハウスの子どもたちと触れ合うシーンもありますね。
慎吾役の森優理斗くんは、イノセンス(2019年、日本テレビ系)で共演したので2回目なんです。その時のことを覚えてくれているのかは分からないんですけど、遠慮せずに来てくれるのですごく打ち解けました。
慎香役の池谷美音ちゃんは、最初は控えめだったんですけど、僕から喋っていくことで心を開いてくれました。もう今となっては「おじさん」呼ばわりなのでショックです(笑)。
子どもって、パワフルだし中身がきれいですよね。触れ合っていると僕まで心が浄化されます。でも長い時間一緒にいると、パワフル過ぎてこっちのエネルギーを持っていかれる(笑)。2人いるとパワーが10倍くらいありますよ!
――「森グループ」で黒木啓司さんや、佐伯役の渋谷謙人さんと一緒にいるときはどんなお話をしますか?
お酒の話や、最近のニュースの話、お芝居の話もします。読み合わせをして、変えていこうっていう部分を話し合ったりしていますね。あとは3人でシャボン玉もしますし、すごく平和な現場です。
――今まで演じた中で難しかったシーンは?
最初は「どう居ればいいのか」っていうのを悩みました。
第3話、第4話で関係性が深まっていって、自分の意見を強く言うシーンがあったので、それを言うためにはどう積み上げていったらいいんだろうって。
第3話の最初は、まだ入りたてで、関係性も強くないんですけど、4話の終わりには打ち解けていないといけなかったので、その変化を表現するのが難しかったです。