女形　早乙女太一がプライベート大公開！

芸能一般

2011/01/25 20:48

大衆演劇、希代の女形早乙女太一の写真集「月刊NEO早乙女太一」およびDVD「月刊NEO早乙女太一～KOKUHAKU～」の発売記念トークショーが行われ早乙女太一と、撮影・監督を担当した松田美由紀が出席した。

本作は、写真集とDVDが連動した月刊NEOシリーズの創刊号。プライベートなオフショット、楽屋、そして舞台と早乙女のさまざまな顔に迫ったドキュメント的写真集に仕上がっている。

プライベートでも早乙女と大の仲良しという松田は、編集・撮影・監督を一手に引き受け自分で行い「毎日、徹夜して途中で頭がおかしくなった…」と語ったが、「この作品は太一君そのもの！宝石のような言葉がポロポロ出てきて、宝石を一つ一つ集めるような感じで作りました。太一君の大事な部分を感じてもらえると思う」と作品の出来に自信をみせた。また、早乙女も「そのままの状態で映してもらった。楽しんでもらえるんじゃないかと思う」と太鼓判。

お互いの印象について、松田は「無口だなって思ってて…初めて一緒に仕事することになった時、どうしようかな？って思った」と困っていたことを明かし、早乙女も「面倒くさい大人なんだろうなと思って、あまり、かかわらないようにしてた。そうしたら『お前なんで、そんなにしゃべんないだよ』って言われた」とお互い初対面の印象が良くなかったことを告白した。しかし、仲良くなった現在の印象を松田は「昆布みたいな人。噛めば噛むほど味が出てくる。私は、だいぶ噛んでるんですが、まだ味が出てくるのが、すごい」と絶賛。さらに撮影中に「3番目の自分の子供だと思った」と早乙女の魅力に溺愛している様子だった。今回の撮影でプライベートにも密着した松田。「無駄なことにエネルギーを使わず舞台に集中していて、ストイック。自分の部屋に入るように、舞台に入る人を始めてみた」と早乙女の役者にかける思いに感動していた。

早乙女はお気に入りのシーンについて聞かれると「特にないんですけどね」と語りながらもパラパラとページをめくり、寝起き1分後にメイクをしたという写真を選んだ。一方、松田は一番最初に撮った、松田の自宅での写真を選んだが、早乙女は「カメラの撮り方が分からないと言って、夜中の2時過ぎにカメラに詳しい人に電話して撮っていて…大丈夫かなと思った」と撮影の裏側を暴露。

今後の活動の目標について聞かれると、早乙女は「どんどん勉強をして、こういう舞台の上で見せれるものを増やしていきたいと思う」とさらなる役者としての成長に意欲。松田は「いずれ長編映画の監督になれるように頑張る。太一君主演が夢！」と笑顔で語った。ただ、早乙女は「端のほうで、ちょろっとやりたいです」とこぼし、笑いを誘っていた。

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