――「わたし旦那をシェアしてた」の出演オファーを受けたときの印象を教えてください。
設定が面白い話だと思いました。それに、小池さんとりょうさんが出演されると聞いていたので、「一緒にお芝居させてください」という気持ちで、キャスティングの時点でとてもうれしかったです。
――演じる藤宮茜はどんなキャラクターですか?
いわゆる“ハイスペックなモテ女子”です。空気を読んで、人の懐に入っていくような、優しい雰囲気のある女性です。
でも、双子のお母さんでもあるし、シングルマザーでもあり保育士でもあるので、実はパワフルに生きている女性です。
――演じる上で難しいところや、新鮮に感じるところはありますか?
シングルマザーやお母さん役は何度か経験があるのですが、そのたびに「子ども扱いすると、子どもは“子ども”っていうものを演じてしまう」と感じていたので、今回も子どもとしてではなく、一人の役者として接するよう努めました。
そうすると、すぐ懐いてくれたように思います。初めから打ち解けられたのは良かったです。
職業に関しては、保育士をしている友達がいるので、私から気を付けていることや悩みを取材させていただきました。
私自身も、人と接する仕事というところでは共通点があるので、悩みとか似ているところがたくさんありました。なので、役に対して不安に思わず演じていこうという気持ちでクランクインしました。
最近だとSNSのハッシュタグで検索をすると、いろいろな方の日常が見られるので、そういったところも参考にさせていただいています。
――演じる役について取材をしたり、研究するということは普段からされているんですか?
何者かにならないといけない仕事なので、できる限りのリサーチはします。そのために普段から幅広い交友関係を持つようにしています。
いろんな人と出会ったり、いろんな経験をしていくことが大切だと思っています。
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