集まった名探偵が全員イケメンだと!? 人気舞台『大正浪漫探偵譚』最新作
《とある館に集められた、名探偵たち》《館を舞台に、名探偵たちが推理の競演》《そして解き明かされる謎の数々は、ひとつの大きな歴史の謎へとつながっていた》・・・これだけでもワクワクするシチュエーションだが、さらに時代が《浪漫溢れる大正時代》。そして《探偵が全員イケメン》だったら‥。
それが東京・東池袋 あうるすぽっとで公演中の、舞台『大正浪漫探偵譚-万華鏡への招待状-』。大正時代を舞台に、和製シャーロック・ホームズ・東堂解が明晰な頭脳で難事件を解いていく、人気の痛快推理劇シリーズ。昨年の公演でも人気を博し、2月にスピンオフ公演を経て、満を持してのシリーズ最新作の公演となった。
出演キャストには前作『大正浪漫探偵譚-六つのマリア像-』に続き、山本芳樹が東堂解役を続投。その東堂解の片腕であり、脅威の記憶力を持つ助手・南澤譲役には「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」で好演した永田聖一朗、もう一人の助手であり、武道の達人の北早翔太役にハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』に出演が決定している鐘ヶ江洸。ほか、土井一海、磯野大、田中尚輝、田渕法明、武藤賢人、栗田学武、渡邉嘉寿人、松原凛、レノ聡、栗原功平、松本慎也ら、人気急上昇中の若手から実力派まで、イケメン俳優たちが揃った。
ストーリーは、東堂探偵事務所に一通の招待状が届くことから始まる。《山奥の屋敷で行われるゲームに参加し、謎を解いてほしい》という。興味を持った東堂は、助手の南澤と北早らと共に屋敷へ向かうことに。執事に案内され中に入ると、すでに他の参加者たちが謎を解くために動き出していた。あらゆる専門学を生業にしている参加者たちと少しずつ答えへと近づいていく東堂。それは屋敷に眠っていた、大きな歴史の謎を解き明かすこととなる。‥しかし、そもそも何故、山奥の屋敷にこれだけの探偵、専門家たちが集められたのか? すべての答えが明らかになったとき、巧妙に仕掛けられていた陰謀が東堂たちを襲う。
セットは、大正浪漫と呼ばれた優雅で気品溢れる形式美を、可能な限り忠実に現代の舞台美術で作り上げた。キャストの衣装も、大正時代当時を彷彿させる気品あるレトロ感。男たちのしなやかで優美な芯の強さを表現した。劇場内に入った瞬間から、大正時代にトリップさせ、優雅に流れる時間の中に浸ることができる。
個人的には、探偵たちがイケメンすぎて、犯人に同情!? これだけのイケメン探偵がひとつの屋敷に集まることが大事件なのでは!? そんな、名探偵たちが繰り広げる推理劇《ロマタン》=『大正浪漫探偵譚-万華鏡への招待状-』。アナタの《オシタン=推し探偵》が見つかること間違いなし。
舞台『大正浪漫探偵譚-万華鏡への招待状-』
作/演出:鈴木茉美
公式HP:http://romatan.com/romatan2019
公演日時:9/11(水)~16(月・祝)全10公演
公演劇場:あうるすぽっと【豊島区立舞台芸術交流センター】(東京・東池袋)
【出演】
山本芳樹(Studio Life)
永田聖一朗
鐘ヶ江洸
土井一海
磯野大(劇団アレン座)
田中尚輝
田渕法明
武藤賢人
栗田学武(劇団アレン座)
渡邉嘉寿人(VOYZ BOY)
松原凛
レノ聡(天才劇団バカバッカ)
栗原功平(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)
松本慎也(Studio Life)
【スタッフ】
作・演出:鈴木茉美
主題歌:ナノ
舞台美術:谷佳那香(六尺堂)
照明:マーキュリー
映像:浦島啓(colore)、LIGHTMAN、
音響:川西秀一(Lucky Jr.sound)
音楽:翡翠(月読レコード)
ヘアメイク:藤本麗、茂手山貴子
アクション振付:横山一敏(ジャパンアクションエンタープライズ)
宣伝美術:Allen
制作協力:島崎翼
主催:大正浪漫探偵譚製作委員会