木村拓哉主演ドラマ「教場」に小日向文世、佐藤仁美らが出演『今まで見たことのない木村くんでした』
高橋ひとみコメント
「『フジテレビ開局60周年特別企画』というドラマに出演できるなんて」と、それはもううれしかったです。脚本、演出、キャスト、スタッフのお名前を見ただけでワクワクしました!
「教場」というあまり知らなかった世界を描くこともとても興味深かったです。警察官の方はこんなに大変な訓練をされている事を知り驚きました。それからは近所の交番の警察官の方に気楽に「おはようございまーす」と言っていたのを「お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す!」と言ってしまいます。
撮影はスタジオのみでしたが、最初の教室のシーンでは生徒の方々が正しい姿勢で「よろしくお願いします!!」とあいさつして下さり、もうそこはすでに警察官の卵たちがいるようで、なんだかとても気持ち良かったです。
私の役の“小野さん”は事務の女性ですが、ドラマの所々でクスッとできる登場をします。短いト書きでもこんなに面白く膨らむのかと監督の演出がとにかく楽しかったです。
キャストの印象はとにかく豪華だなと思いました。撮影も終盤のころに衣装合わせをしていたキャストを見て、「ん?どこに出演するのだろう」と思っていたら、「まさかここに!?」と思うほどのキャストでした。
筧利夫コメント
今回お話をいただき脚本に目を通した瞬間に悟りました。これはもう金字塔といっても過言ではないと思います。そしてそれを凌駕(りょうが)せんと緊張感MAXで挑む木村拓哉さん。すさまじい規律の中ジリジリと、そして確実に撮影は進行していきました。
前後左右どこにも逃げ場のない、助けるものなど誰一人いない自分自身と向き合うしか道のない演技という名のトライアスロン。中江功監督の「カットOK!」の声を聞いた瞬間、その安堵(あんど)感からバッタバッタと演者はその場に倒れこんでいきました。
この衝撃は言葉で説明することなどできません。この志は必ずや映像に刻み込まれているのだと信じています。今回の現場は若者たちにとって今までにない試練の場であったと思います。しかし多くのことを学び、掴み取ったことは間違いないでしょう。まさに「教場」。こうであったとしか言いようがありません。
光石研コメント
久しぶりの中江組。緊張と楽しみで、ナチュラルハイでした!中江さんといえば、業界でも有名なこだわりの方ですが、本当に優しく、まずは役者の気持ちを1番に優先してくれる方。今回も、役者それぞれに丁寧にバックボーンを話していただき、ワンシーンワンシーン納得のいくまで、ディスカッションしながら撮ってらっしゃいました。
僕は今回、残念ながら木村さんとは共演シーンが無かったのですが、ごあいさつした時に、そのお姿を見て、役に対する熱量を感じました!
僕を迎え討つは、若手筆頭のお二人、工藤くんと林くん!お二人とも、もっと若い頃から知っているのですが、ここ最近の伸びたるやすごい事に。本当に刺激になりました!
スタッフの皆さんも、中江さんの世界観を創るため集まった精鋭ぞろいでした。 とにかく、完成を楽しみにしております!