黒島結菜、松本まりから「死役所」レギュラーキャスト発表!
黒島結菜コメント
原作を読んでみたら、すごく面白くて!話の芯にある「どうして死んでしまったのか」という理由や気持ちが感動的で、結果何回も泣いてしまいました。
私が演じるミチルは急性アルコール中毒で急に亡くなった人。でもキャラクターが明るくて、またその明るさが逆に悲しいと思うところもあったり。ドラマの中で唯一“一般視聴者目線”となるキャラクターだと思うので、常に視聴者の方々に近い存在でいたいなと思っています。
松岡さんとは共演したことはないですが「目力が強い」「熱い方」という印象があります。そんな松岡さんが、あのシ村の張り付いた笑顔をどう演じられるのか楽しみです。
ただの「重い物語」ではなく、ちょっと「夢を見ているような世界」というような部分も純粋に楽しんでいただければ。また、原作ファンの方にも楽しんでもらえるように頑張りたいと思います。
清原翔コメント
原作を読ませていただいて、とにかくすごく面白かった。だから素直にお話をいただけてうれしかったです。ハヤシは発言や行動がフワッとしていて、理解できる部分があり、身近に感じられました。「なつぞら」で演じた柴田照男役に比べると、ハヤシは僕の普段の話し方に似ていると思います。
正直ハヤシの過去はなかなか重いなと思いましたけど…「こんなことあるんだ」と驚かされました。原作の良さを届けるために、過去の部分はしっかり演じられたらと思います。
扱っているテーマが「死」ということで、どこかで必ず皆さんも共感できるところもあるかと思います。ドラマとしては1話完結ですごく見やすくなっていますので、「1 話見逃した!」となっても、次を見ていただければと思います。
松本まりかコメント
「死後にその死と向き合う世界」を描いた原作、面白くて夢中で読んでいます!とてもシンプルなのに、深いメッセージがあり、読み手に問いを投げかけてくる。そして最後は、読み手の想像を超えた先の普遍的な真実が見えてくる本当に興味深い作品だと思います。自分の死と向き合うことで、人生を見つめ直せる“シ役所”、実際にあって欲しいなと思いました。
私の演じるニシ川は、想像を絶する恐ろしい過去の持ち主。シ村さんと真逆で決して笑わないミステリアスで魅力的なキャラクター。私自身がニシ川のファンであり、もちろん原作のニシ川のファンの方もたくさんいらっしゃると思うので、「どう演じればいいのか?」とプレッシャーに押しつぶされそうになりました。でもその分とてもやりがいがあります!
制約があるキャラクターですが、原作とは違うせりふをどう表現するのか、監督やスタッフさんたちと細かく相談しながらまずは原作のイメージに忠実に、そこから自由に演じていけたらと思っています。私自身 が「死役所」と出会って心を打たれたように、とにかくこの素晴らしい作品をたくさんの人に知ってもらいたいです。