深澤辰哉からの“ラブコール”に古川雄輝が苦笑い!? 「ご飯…行きたいと思います(笑)」
10月6日(日)より、WOWOWプライムにてスタートするドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」。このほど、同ドラマの完成披露試写会が行われ、主演の古川雄輝、SUMIRE、池田鉄洋が登壇した。

同ドラマは、「石の繭」(2015年)、「水晶の鼓動 殺人分析班」(2016年)とWOWOWにて2度にわたり映像化された、麻見和史原作の「殺人分析班」シリーズのスピンオフ作品。
過去2作で鮮烈な印象を残した猟奇的殺人犯“トレミー”こと八木沼雅人(古川雄輝)を主人公に、彼が殺人鬼へと変貌を遂げるまでをドラマオリジナルのストーリーで描いていく。
「前2作で自分がどのように演じていたのか、細かく研究した」(古川雄輝)

第1話の試写会が終了後、古川、SUMIRE、池田の3人が舞台に登壇。今回3度目のトレミーを演じた古川は、「この『悪の波動』という作品は完全オリジナルなのですが、(シリーズ一作目の)『石の繭』に八木沼雅人として登場した時は、殺人鬼のこの人物が普段何をしているのかが基本的に描かれていないんです。
今回脚本を読んで、初めて『こういうことだったのか!』とわかったので、いわゆる“トレミー”になる前の状態はどういった精神状態だったんだろうっていう。なかなか普段の野木直哉(本作において八木沼が名乗る偽名)を演じる難しさもありました。
でも、監督をはじめスタッフの皆さんでシリーズを通してご一緒させていただいた方もいらっしゃったので、作風は結構シリアスですけど、現場では監督と相談しながら楽しく撮影していた覚えがあります」と、主演という立場で挑んだ撮影を振り返った。
また、役作りを含めて過去2作を見直したそうで、「『水晶の鼓動』で主人公の塔子(木村文乃)と話す時に、八木沼が少しだけ殺人鬼というよりも普通の人間というか、精神状態が和らぐ瞬間があって。
その一瞬の場面が、恐らく『悪の波動』における普段の野木の状態なのかなと思ったので、その部分を研究しながら。だいぶ前に撮影していたので、自分がどのように演じていたのか、細かく見ながらやっていましたね。
(これから作品を見る人には)できれば順番通りに見ていただきたいですね。この作品を見た後に『石の繭』を見るのと、見る前では感じ取ることも違うと思うので」と、前2作の名場面と併せてアピールした。
10月6日(日)スタート
毎週日曜夜10:30-11:00
WOWOWプライムにて放送
https://www.wowow.co.jp/drama/hadou/
■悪の波動 殺人分析班スピンオフ/プロモーション映像
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