乃木坂46・伊藤理々杏 オオミミギツネの衣装を着た自身の姿に「自分じゃない感じ」
舞台「けものフレンズ『JAPARI STAGE!』~おおきなみみとちいさなきせき~」が、9月27日(金)より東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演される。
同舞台は、ヒトの姿をしたキュートなフレンズたちの日々を描いたもので、アニメ、ゲーム、舞台などさまざまなジャンルでメディアミックスされている人気コンテンツの舞台版3作目。
今回、同舞台で主演を務める乃木坂46・伊藤理々杏にインタビューを行い、主演を務める意気込みや、演じる上での苦労、稽古の様子などについて聞いた。
――人気作の第3弾で主演を務める意気込みは?
「『けものフレンズ』というすごく大きな作品なのでプレッシャーや緊張感もあるんですけど、見に来てくれる皆さんに『けものフレンズ』の世界に入り込んで楽しんでいただけるように、出演者の皆さん、スタッフの皆さんと一緒に作っていきたいなと思っています」
――演じられるオオミミギツネはどんな役柄ですか?
「アニメなどで描かれているオオミミギツネはしっかり者のキャラクターなのですが、今回の舞台では生まれてすぐのオオミミギツネを演じさせていただきます」
――演じる上で苦労していることは?
「生まれたばかりのオオミミギツネというのはどこにも描かれていないので、どうやって表現するかということにすごく難しさを感じています。セリフ回しも子供っぽかったりするので、どこでオオミミギツネの感じを出せばいいだろうかっていうのは苦労していますね。そんな中で、場をかき回していくようなキャラクターなので、なるべく元気に周りの"フレンズ"たちをかき回せればなって思っています!」
――ご自身は普段から"場をかき回すキャラ"ですか?
「全然違うんですよ。年上に見られることが多くて、年相応に見られないくらいで...。私自身としてはアニメとかで描かれている方のオオミミギツネに近いかなって思っているんです。だから、自分とは違うぶん演じるのがすごく楽しいです!ただ、演じている時に一気にテンションを上げたりするのは難しいなって(苦笑)」
――ビジュアル撮影で衣装を着られたと思いますが、オオミミギツネになった時の感想は?
「新鮮でした!人間じゃない役というのが初めてなので、耳や尻尾を着けたりするのがすごく楽しくて、出来上がった写真を見ても自分じゃない感じがしました」
――「けものフレンズ」は"フレンズ"たちの仲の良さが微笑ましい作品ですが、乃木坂46メンバーさんとの"仲良しエピソード"を教えて下さい!
「ちょっと前に山下美月が誕生日だったのですが、その誕生日の前日が2人ともオフだったので、一緒にお出かけして昼から夜までずーっとおしゃべりしていました。次の日も仕事で一緒だったので、仕事終わりにまたご飯を食べに行きました(笑)」
――どんな話をされるのですか?
「たわいもない世間話から仕事の話までいろんなことを話してますね。最終的には人生について...とか(笑)。何でも話せる相手です」
――誕生日前日から当日まで山下さんを独占ですね(笑)
「毎年クリスマスも一緒にいるんですよ。一緒にイルミネーション見に行ったりとか。『付き合ってるのかな?』ってくらい(笑)。この前は『誕生日まで一緒にいたら、いよいよだね』って笑い合っていました」
――伊藤さんも10月8日に誕生日を迎えられますが、これまでで1番印象的だった誕生日は?
「一昨年の誕生日がライブの全国ツアーの新潟公演で、その公演中にメンバーとファンの皆さんに祝ってもらったのがすごくうれしかったですね。こんな人生じゃなきゃ味わえないというか、ステージ上でメンバーとファンの皆さんに『おめでとう』って言ってもらって、泣きました(笑)」
――最後にファンの方にメッセージをお願いします!
「見に来てくださるお客様には、日頃の嫌のことだったり『大変だな』と思うことを忘れられるような、元気を与えられる舞台にみんなでしていきたいと思っているので、ぜひ楽しみにしてください!」
文=原田健 撮影=中川容邦