船越英一郎、「赤ひげ」続編に自信「『山本周五郎劇場』を見ていただいていると言っても過言ではない」
「“周五郎ヒューマニズム”が息づいております」
前作では山本周五郎の短編小説集「赤ひげ診療譚」に収録されているエピソードを全8回にわたって描いたため、続編を制作するにあたって「原作がない」という壁に当たったという。
そのことについて船越は、「山本周五郎さんの作品はたくさんございますので、それを『赤ひげ』の世界に“移植”させていただこうと。ご遺族の方たちにもご了承いただきまして、周五郎さんの他の作品を取り入れています」と明かす。
11月8日(金)放送の第2回は火事でけがを負った貧しい者たちが小石川養生所に詰めかけるというエピソードだが、これは江戸の大火で全てを失った大工が奮闘する「ちいさこべ」を“赤ひげ”の世界に取り入れた回とのこと。
船越は、「(各話に)“周五郎ニズム”、“周五郎ヒューマニズム”が息づいております。この『赤ひげ』を通して、『山本周五郎劇場』を見ていただいていると言っても過言ではないと思います」とオリジナル要素の強い続編ならではの魅力をアピールした。
「赤ひげ2」
11月1日(金)スタート
毎週金曜夜8:00-8:45
NHK BSプレミアムにて放送
11月1日(金)スタート
毎週金曜夜8:00-8:45
NHK BSプレミアムにて放送