木村拓哉&鈴木京香、“挫折の乗り越え方”明かす<「グランメゾン東京」インタビュー>
木村拓哉主演の新ドラマ、日曜劇場「グランメゾン東京」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)が、10月20日(日)にスタート。同作に出演する木村と鈴木京香が、今回の作品や役柄について語った。
本作は、過去にパリで評価されながらも、己の慢心から店も仲間も全て失ってしまったカリスマシェフ・尾花夏樹(木村)が、ある女性シェフ・早見倫子(鈴木)と出会い、再起。世界最高の三ツ星レストラン作りに奮闘するヒューマンストーリー。2人に関わっていく個性的なキャラクターとして、尾上菊之助、及川光博、沢村一樹、玉森裕太、寛一郎らも出演する。
「店も何もない状況から、世界最高のレストランを作る」という面白み
――お2人が演じられる尾花と倫子は、それぞれどんなキャラクターだととらえていますか?
木村:尾花はかつて“天才シェフ”と呼ばれましたが、生まれながらの天才シェフではもちろんなくて。人一倍努力してスキルを養い、ホントにふんばってパリで二つ星を手にした人間。
そんな尾花がすべてを失った状態で倫子さんと出会い、店も何もない状況で世界最高のレストランをつくろう!という、ある意味ムチャクチャなところから(笑)お話が始まるわけで。でもだからこそ、ゼロを1に、そして2にしていく面白みを感じていますね。
鈴木:倫子は、自分の料理人としての実力に限界を感じながらも、夢をあきらめないパワフルな人。誰にも頼らずに生きていく決意で仕事に励んできたがんばりやなんだと思います。
でもその一方で、夢の実現は一人ではできないことにも気付いていて。肩肘張ってがんばっている倫子のいじっぱりなところが、尾花さんとの出会いによって少しづつほぐれていくのが楽しみです。