吉沢亮「初めて仮面ライダーで変身した場所でした」“運命的なつながり”を告白
10月20日、長編アニメ映画「空の青さを知る人よ」の公開記念舞台あいさつが東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、声優を務めた吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音と長井龍雪監督が登壇した。
本作は、31歳の売れないギタリスト・金室慎之助(吉沢)と市役所勤務の31歳・相生あかね(吉岡)、高校2年生のあかねの妹・あおい(若山)、そして13年前からやってきた18歳の慎之助“しんの”(吉沢)による、現在と過去の思いなどがつながる中での不思議な四角関係の物語。
公開後初の舞台あいさつということで、吉沢が「楽しかったですか?」と観客に呼び掛けると、長井監督も「まだ緊張してるんですけど、大丈夫だったでしょうか?」と呼び掛け、大きな拍手に「ホッとしました」と笑顔を見せた。
さらに、吉岡も「私も本当に緊張しているので、大丈夫ですか?」、若山も「聞いた方がいいですか? 大丈夫でしたか?」と続き、トークセッションが始まる前から会場は和やかな雰囲気になった。
若山が「姉は3回も見に行っていて、『大人にしみる物語だよね』と言ってました」と話した通り、SNSでも「大人に刺さる激エモ映画」と評判になっている。
それにちなんで、それぞれが“エモい”と感じたシーンを聞かれ、吉岡は「デコピンのシーンが好きです。完成して試写で見た時、今の高校生ってこんなエモいことをしてるのかなって。その後、お返しでおでこに息を吹きかけるシーンは、ちょっと息が荒くなるというか、すごく好きです(笑)」とほほ笑みながら答えた。
若山は「しんのと慎之助が対面して話すシーンがめちゃくちゃ刺さりました。その後ろのあおいちゃんの表情も切なくて。エモの集まった“集合体”みたいなシーンだと思いました」と少し興奮気味に話す。
一方、吉沢は「あかねがペンダントを見つけて『お騒がせさんですね』と言うんです。めっちゃエモいなって。『言われてぇ!』みたいな(笑)」とお気に入りのシーンを挙げたが、「あんまりエモいの使い方をよく分かってないんですけど(笑)」と言い、観客を笑わせた。
そして「リアルなことを言うと、最後のあおいちゃんの『泣いてないし』が」と話すと、吉岡が「あれはヤバイ! それ、言っちゃいます? それを言っていいんだったら」と、ネタバレしそうなギリギリのシーンに触れた吉沢をすかさずツッコんだ。
3人の話を聞いていた長井監督は「自分の中のエモい部分を詰め込んで作ったので、皆さんと共有できてすごくうれしいです」と思わず笑顔に。
全国東宝系で公開中
<スタッフ>
原作:超平和バスターズ
監督:長井龍雪 脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
制作:CloverWorks
製作:アニプレックス フジテレビジョン 東宝 STORY
配給:東宝
<キャスト>
金室慎之介/しんの:吉沢亮 相生あかね:吉岡里帆
相生あおい:若山詩音 中村正道:落合福嗣
中村正嗣:大地葉 大滝千佳:種崎敦美
新渡戸団吉:松平健
【HP】soraaoproject.jp
【Twitter】@soraaoproject