「M-1の頃より漫才を純粋に楽しんでます」トータルテンボス、全国漫才ツアー開催中!<インタビュー前編>
「今は漫才を楽しんでる。プロ野球の世界から離れた後、伸び伸び草野球をやってるような感覚です(笑)」(藤田)
――それこそ「渋谷系漫才」の時代は、お二人は「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)で優勝するという明確な目標に向かって、漫才ツアーで腕を磨いていたわけですよね。「師匠クラス」を目指すようになった今、お二人はどんなモチベーションで漫才ツアーに臨んでいるのでしょうか。
大村朋宏:いろんな都市に劇場はありますけど、やっぱり地方に住んでる方は、普段なかなか足を運べないじゃないですか。そんな人たちのために、こちらから出向いていこう、と。俺たちの漫才を見たいと思ってくれた人たちが気軽に来られるように、全国各地の劇場を回って、皆さんに幸せになってもらいたい…っていうのがモチベーションですかね。
藤田憲右:吉本の寄席みたいに、何組かの芸人が出るようなライブは見たことがあるけど、芸人の単独ライブを見たことがないっていう人は、いっぱいいると思うんですよ。その中でわざわざ、うちらを選んでくれる人たちがいるっていうのはありがたいことで。だから、その人たちのために頑張りたい、ということですよね。
――「M-1」に全精力を注いでいた時期と比べて、漫才に対するスタンスは変わりましたか?
大村:やっぱり今の方が、漫才を純粋に楽しめてるっていうのはあるかもしれないですね。もちろん、「M-1」の頃も楽しんでないことはなかったんだけど。
藤田:いや~、やっぱ全然違うでしょ。「M-1」を目指してた頃の漫才は、あれはもう“競技”でしたもんね。
大村:フィギュアスケートと一緒で、3分、4分という時間の中で、噛んじゃったり、間がズレたり、何かミスすると、その一つ一つに罪悪感を覚えるんですよ。でも今は、そういうミスも笑いにしちゃおうと思えるんで。
藤田:うん、楽しんでる。言ったら、プロ野球の世界から離れた後、伸び伸び草野球をやってるような感覚です(笑)。
10月26日(土) 長崎・NBCビデオホール ※昼夜2公演
10月27日(日) 鳥取・さなめホール
11月2日(土) 札幌・共済ホール
11月9日(土) 沖縄・よしもと沖縄花月
11月15日(金) 愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
11月16日(土) 石川・石川県立音楽堂 邦楽ホール
11月17日(日) 宮城・電力ホール
11月24日(日) 福岡・JR九州ホール
12月1日(日) 静岡・しずぎんホール ユーフォニア
12月8日(日) 大阪・なんばグランド花月
12月14日(土) 東京・よみうりホール
料金:前売3800円 / 当日4300円
問合せ:チケットよしもと 0570-550-100 (朝10:00~夜7:00)
http://yoshimoto.funity.jp/
■DVD「トータルテンボス全国漫才ツアー2018『いきなりミックスベジタブル』」
発売中 / 3800円+税 / よしもとミュージック
■YouTubeトータルテンボス公式チャンネル「SUSHI★BOYS」
https://www.youtube.com/channel/UCriA6OetuAB_S9UCnvR-HdQ