松本まりか、“ダサくて残念な女性”役で即興劇に挑戦「奇跡がいくつも重なった」
三浦理恵子コメント 第8話(11月23日[土])ゲスト
このお仕事を始めて30年、今日が一番緊張しました(笑)。私の回では口説くというよりは、“自分がどれだけ恋をできるか”がテーマでした。自分が恋をして、彼にも一瞬でいいから恋をしてもらいたい。お店に入って最初に目を合わせた時にそういう気持ちを持ったと思います。
そして、私はしっかり恋ができたと思います。彼の言葉や私の話のテンポに寄り添ってくれることは居心地が良かったし、優しいな、素敵だなって思えて最後には恋に落ちることができました。
最後の大事なセリフはセリフではなくて、私の演じる人のホンネで言えたのではないかと思います。だから成功です(笑)。
大人の恋愛や大人の人同士の居心地の良さって、会話のテンポや2人の間に流れる空気感が合うみたいな感じ、それが今日は全部良い世界観だったと思います。きっと自然な流れの中で恋が生まれて始まっていったりするから、セリフというよりは空気感、そういうシーンがたくさんあれば良いなと思ってお芝居をしました。実際に話していく内に「あれ?こんなに格好良かったかな?」って改めて思いました(笑)。
アラフォー~アラフィフ世代の人たちってこういうことがあったら良いなってどこかで思っていると思うから、私にとっては夢のような時間でしたね(笑)。山本耕史さんの素敵さを再発見できると思います。
このドラマを通じて、まだまだ大人もたくさん恋をしていきましょうよって伝えたいです。本当にこのドラマのようにどんどん進展して大人の関係になっていくのはいけないことですけど、恋をするのは自由。心の中でたくさん恋をした方がキレイになれるし、こういう気持ちってあったよねって思いながら見てもらえたら良いなと思います。
第8話「離婚を決意した女(仮)」あらすじ
都内某所にある隠れ家的バー「Y’zoo」に突然、凛とした女が緊張気味にやってきた。実は彼女、息子が巣立ったのをきっかけに20年間の夫婦生活に終止符を打ち、離婚届を提出しに行くもこの期に及んで悩んだ末、深夜になりこのバーにやってきたらしい。
彼女は常識も社会経験もある淑女。しかし、バーに慣れない彼女は恥ずかしそうに赤ワインを頼む。夫が憎いから離婚するのではなく、ただ女として寂しかった彼女。
マスターに「横に座って一緒に飲んで欲しい」と言い出す。そっと寄り添うマスターに、彼女は次第に心を許し始める。頭を傾けてマスターの肩を借り、ゆっくりとした時間が過ぎ去る。
「私を抱いて下さい」大人の雰囲気を身に纏った彼女のお願いに、マスターはどう返す…!?