“ひとりキャンプ”をテーマに、三浦貴大と夏帆が隔週で主演を務めるドラマ25「ひとりキャンプで食って寝る」(毎週金曜夜0:52-1:23、テレビ東京ほか)が放送中。
奇数話に出演する三浦は、横浜聡子監督とタッグを組み、缶詰と簡単な食材でアレンジ料理を楽しむ大木健人を演じる。そして夏帆は偶数話で、冨永昌敬監督による演出で、海や川などで自ら食材を取って食す七子に扮(ふん)する。SNSでは「料理おいしそうだし、キャンプしたくなった」「なんか癒やされる」と深夜にほっこりする人が続出。
今回、「WEBザテレビジョン」では夏帆にインタビューを行い、ドラマの魅力や撮影現場の様子などを語ってもらった。
演じる七子みたいな友達が欲しい
――ドラマのお話を聞いた感想は?
冨永昌敬監督の作品が好きで、「私もいつかお仕事したい」と言い続けていたんです。頂いた台本がとても面白くて、久しぶりにこんなに面白い本を読んだな、というぐらい衝撃を受けました。
――脚本の面白さを感じた点を具体的に教えて下さい。
七子のキャラクターと、冨永さんの言葉選びのセンスがすてきだなと。大きな展開がない話の中で、七子はキャンプ先で出会う人に対して、来るもの拒まず去る者追わずというスタンスで魅力的です。
七子が言う独り言も面白くて、こういう友達がいたら楽しいだろうなって思いました。現場では台本になかったせりふや動きを追加することも多く、そのたびに冨永監督が細かく演出してくださりました。
――冨永監督の演出で驚いたことは?
例えば、あるせりふを小さい声で演じたときに、「叫んでください」と指示を受けました。私は台本を読んで、絶対大声で言わないだろうと考えていたので、「どういう感じなんだろう?」と疑問でした。でも出来上がった映像を見てみると「なるほど」って(笑)。そんな感じで毎シーン、毎シーン驚くことがありました。