【11.8開幕】インパルス堤下、初プロデュース舞台で新たな才能が開花!?「“応援してよかった”と思ってもらえるように」<堤下アツシ&渋谷悠 インタビュー・後編>
「『愛害』は、演劇に興味がない96%の人たちにアピールできる作品だと思うんです」(渋谷)
――いわば、舞台のプロデュースを手掛けること自体、SHOWROOMやYouTubeのフォロワーの後押しがあったからこそ決意できたことなのかもしれませんね。
堤下アツシ:そうですね。クラウドファンディングについても、リアルに僕自身が管理者なんですけど、やっぱり、信頼を得ることの大切さを思い知らされたし、それが自信につながるんだということも改めて実感しました。お金をちゃんと集めたことで、渋谷さんに対しても、何の不自由も味わわせることなく「演出に専念してください」と言えますし、渋谷さんの僕に対する信頼度も上がるから、次の活動にも「協力をお願いします」って言えるようになるし。それは渋谷さんに限らず、他の演者さんにも、それからスタッフさんに対しても同じですよね。信頼を重ねて、最後は「堤下に乗っかってよかったな」って思ってもらえるように、頑張らなきゃなと思ってます。
――そんな経緯も含めて、今回の舞台には、さまざまな層のお客さんが集まりそうですね。
堤下:だとうれしいですね。今までは、舞台をやるとなると、お客さんは出演者のファンがほとんどだったと思うんですけど、今回はそれだけじゃなく、渋谷さんの映画が好きな人、大村仁望さんの戯曲が好きな人、それプラス、僕を応援してくれる人たちも来てくれると思うんです。僕のファン層って、今までよく実態が分からなかったけど、YouTubeのチャンネル登録者を見ると、20代から40代の男性が全体の7割を占めてるんですね。なので、お笑いは見たことあるけど、演劇は見たことがないっていうお客さんも大勢来てくださるんじゃないかと。
渋谷悠:それってすごいことですよね。なんでも日本では、演劇のファンというのは、全人口の約4%しかいないらしくって。そうすると、演劇の興行は、その4%の中でどれだけの人に来てもらうか、というパイの奪い合いになっているのが現状なんです。でも発想を変えれば、演劇に興味がない96%の人たちを連れてこようという考え方もあるわけで、今回の「愛害」は、その96%の人たちにアピールできる作品だと思うんですよ。そもそも演劇作品というのは、お客さんがいて初めて完成するもので、どんなお客さんが見に来ているかで、作品の質も違ってきますからね。
11月8日(金) 18:00開場 19:00開演
11月9日(土) 13:00開場 14:00開演 / 18:00開場 19:00開演
11月10日(日) 11:00開場 12:00開演 / 15:00開場 16:00開演
会場:恵比寿エコー劇場
(東京都渋谷区東3丁目18-3 エコービル)
<スタッフ>
プロデューサー:堤下アツシ
作:大村仁望
演出:渋谷悠
<キャスト>
後藤萌咲 倉田瑠夏
田中尚樹 真下玲奈
脇春 土井良祐
保土田充 長瀬貴博
小野弘喜 平館真生
大村仁望 堤下アツシ
チケット料金:前売5000円 / 当日5500円 ※全席指定
問合せ:チケットよしもと 0570-550-100(販売終了)
http://ticket.yoshimoto.co.jp/
■YouTubeチャンネル「堤下食堂」
https://www.youtube.com/channel/UCqyr-pk7f8TsgfRyKFyZCJw
■SHOWROOM「純喫茶堤下【堤下建設CEO】」
https://www.showroom-live.com/tsutsumishitaatsushi