「出場が決まってからずっと疑問でした。『俺か? 亜生やろ?』って」(昴生)
――副音声を収録中、お二人ともまるで自宅にいるかのような楽しげな様子でしたけれども、昴生さんが出場した「IPPONグランプリ」を改めて見て、いかがでしたか?
昴生:僕にとっては忌まわしき過去なので(苦笑)、最初はちょっとしんどいかなと思ってたんですけど、意外と楽しく見ることができました。1年半以上も前の収録なので、正直、だいぶ忘れてたんですよ。とにかくめちゃくちゃ緊張してたっていうことしか記憶になくて。もともと、出場が決まってから「なんで俺なの?」って、ずっと疑問だったですし。
亜生:オファーを受けたときの第一声が「亜生ちゃうの?」やったもんね(笑)。「俺か? 亜生やろ?」って。
昴生:何回もマネージャーに確認したんですよ、「間違えてへん?」って。それでも「いえ、昴生さんです」って言うから、「弟の名前が『昴生』って勘違いしてるんちゃう? そこも確認してくれ!」と。そしたら、「やっぱりお兄ちゃんの方で、ということです」って言うんです。で、よく聞いたら、「声が面白いから」という理由で選んでくれはったみたいで。プロデューサーさんが、「みんな笑わなくても、僕だけは笑うと思う」って言うてくれてると聞いて、最終的に、その言葉を心の支えに頑張ることにしたんです。
でも、いざ本番になったら、全然話が違ってて。僕が回答を出して全くウケへんかったとき、プロデューサーさんをパッと見たら、完全に無表情なんです(笑)。
亜生:そのプロデューサーさん、収録の後、きっと松本(人志)さんたちに謝り倒したと思うわ(笑)。でも僕は、あのスタジオで、あの席にお兄ちゃんが座ってるだけで感動やし、「IPPON」を取れただけでもすごいことやなと。今日改めて見て、泣きそうになりました。自分に置き換えて考えたら、とてもじゃないけど、声は震えるわ、字は汚くなるわ、散々な結果で終わってると思いますね。
昴生:ほんま、途中で帰ろうかと思ったから。あそこにずっと座ってたのが偉いやろ?
亜生:うん、それだけで「IPPON」(笑)。
昴生:じゃあ、(実際に獲得した3本と合わせて)4本獲得や(笑)。まぁでも、あんな猛者たちと並んで大喜利をやるなんて、なかなかないですもんね。素晴らしい経験をさせていただきました。
「土曜プレミアム『IPPONグランプリ』」
11月30日(土) 夜9:00‐11:10
フジテレビ系
■DVD
「IPPONグランプリ18」
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12月11日(水)発売 / 各3000円+税 / よしもとミュージック
【HP】https://www.fujitv.co.jp/ippon/
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