レイ役・デイジーにインタビュー!スター・ウォーズ完結編は「アダムと一緒のリハーサルが一回しかなかった」
レイの魅力は、人の善を見出し希望を見失わないところ
――最新作の予告編では、レイア姫役の故キャリー・フィッシャーさんと抱き合うシーンもありましたが、改めてご覧になってどのように感じましたか?また、キャリーさんがいない現場ではどんな気持ちで撮影に臨まれたんでしょうか?
彼女がいない現場で演じることは、本当に難しいことだった。「彼女はもういない」とわかった上で、過去のフッテージを見たスタッフたちもたくさんいるので、その気持ちを想像すると、よりそう感じたわ。だから、私は自分の気持ちが爆発しないように気を付けながら現場にいた。
レイは、自分の親のような存在をずっと求めていたの。まさに、レイアがその存在だったから、あのシーンを見たらみんな本当に感動すると思う。もちろん、演じていく中で辛かった部分もあったけれど、本当に素晴らしい形で映像化されているからぜひ見てほしいわ。
――3作にわたって演じてきて感じた、レイの魅力を改めて教えてください。
人の善を見出そうするところ、そして最後に希望を見失わないところ。「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(2017年)の時に思ったんだけど、誰もがカイロ・レンは悪者であって、彼を絶対闇から救うことができないと思っているかもしれない。でも、彼女は心から可能性を信じているのよ。
12月20日(金)全国ロードショー
配給=ウォルト・ディズニー・ジャパン
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