荒牧慶彦主演舞台「憂国のモリアーティ」開幕‼ 見どころは「チームごとのコントラスト」
舞台「憂国のモリアーティ」の東京公演が本日1月10日にEX THEATER ROPPONGIにて開幕。これに先駆け、本日同会場にてマスコミ向けの囲み取材およびゲネプロが行われた。
マンガ「憂国のモリアーティ」を原作にした本作品。2019年5月にミュージカル化され、このたび西田大輔が脚本・演出を手がけ舞台化された。
囲み取材にはウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役の荒牧慶彦、アルバート・ジェームズ・モリアーティ役の瀬戸祐介、ルイス・ジェームズ・モリアーティ役の糸川耀士郎、ジョン・H・ワトソン役の松井勇歩、シャーロック・ホームズ役の北村諒が登壇。荒牧が最初に「『憂国のモリアーティ』という作品を知らない皆さんに、素晴らしい作品だぞという思いを込めてお届けしたいです。すごくハラハラドキドキするような内容となっておりますので、たくさん楽しんでいただけたら」と作品に込めた思いを語る。また見どころを瀬戸は「モリアーティ兄弟チームと、ホームズチームの空気感の違いや、2つが混じり合うときの緊張感」、北村は「西田大輔さんが演出を手掛けるということで、登場人物がより人間味を増したり、人によっては逆に人間味がなかったり、そういうところがハッキリ描かれているのでそこに注目してもらいたい」と話した。
記者から「兄弟チーム、ホームズチーム、それぞれの稽古場でのエピソードは?」と聞かれると、荒牧が「ルイス役の(糸川)耀士郎がだんだんイジられキャラになっていった」と明かす。糸川が「僕に振れば誰でも笑いを取れるみたいな!」と続けると、荒牧、瀬戸の2人から「おいおい!」とツッコまれるという仲睦まじい一面が。対するホームズチームは北村が「困ったことがあったら『ワトソンくん、やっといて!』でした(笑)」と松井への温かな眼差しを送っていた。最後に舞台版としての魅力について荒牧が「いろいろな装置やパネルが動く」と演出について明かし、「役者の演技のほかにも音楽や照明など、舞台が一体感となってステージを動かしているということが魅力なんじゃないかなと思います」とアピールした。
舞台「憂国のモリアーティ」は本日から1月19日までEX THEATER ROPPONGI、1月31日から2月2日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。
【公演日程/会場】
[東京公演]2020年1月10日(金)〜1月19日(日)EX THEATER ROPPONGI
[大阪公演]2020年1月31日(金)〜2月2日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【キャスト】
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:荒牧慶彦
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:瀬戸祐介
ルイス・ジェームズ・モリアーティ:糸川耀士郎
セバスチャン・モラン:君沢ユウキ
フレッド・ポーロック:設楽銀河
ジョン・H・ワトソン:松井勇歩
ミス・ハドソン:野本ほたる
アイリーン・アドラー:立道梨緒奈
マイクロフト・ホームズ:早乙女じょうじ
シャーロック・ホームズ:北村諒
ほか
【スタッフ】
原作:竹内良輔(構成)、三好輝(漫画)
脚本・演出:西田大輔
公式サイト
http://officeendless.com/sp/moriarty-st/