吉川愛&萩原みのり、映画の撮影の合間にずっと歌っていた今泉佑唯にツッコミ
映画の撮影を通じて、渋谷が愛着のある町に
再開発の進む渋谷での撮影について、吉川は「渋谷で撮影することがあまりなかったので、うれしいけど、恥ずかしいような感じもあって。最近、渋谷に来ると『ここで、あんなシーンを撮影したな』なんて思い出しながら歩いてます」とコメント。
萩原は「撮影を人に見られている謎の緊張感がありました。上京してきた身としては、渋谷は”お邪魔している”という感覚があって。最近は帰ってきたというか、みんなといた場所だっていう愛着が湧くようになりました」と語った。
続いて、お互いの印象で変わったことを尋ねられると、吉川は「ずーみん(今泉)はおとなしい子だと思っていたら、ずっと歌ってて、印象と違ってたなって一瞬で分かりました。みのりちゃんもあまり話してくれない人かと思ったら、そんなクールな感じじゃなく、かわいいところがたくさんありました」と回答。
萩原は「ずーみんは不思議な子から変な子になりました(笑)。底なしに明るくて、一家に1台置きたいくらい。でも、オフのスイッチはつけさせてほしい(笑)。元気をもらえるけど、今はいいっていうときもあるので。愛ちゃんは最初年上だと思っていたんですけど、実際には一番年下で、意外と無邪気で子どもっぽい一面もあって、この2人を見ているだけで楽しかったです。笑い疲れてました」と語った。
今泉は「みのりちゃんはクールなのか、人見知りなのか分からなくて、第一印象が怖かったんですよ。でも、撮影を重ねていくにつれて、目を合わせてくれるようになって。アドリブのシーンも多かったので、わちゃわちゃしてくれるのがうれしくて、ちゃんと笑ってくれる人なんだって思いました」と笑顔。
それに対して、萩原は「目を合わせなかったというより、見ていいのかどうか分からなかった(笑)。ずっと歌ってるから、それを見て笑っていいのかどうか。途中からイジっていいことに気付きました」と明かした。
監督は「完全にアドリブのシーンを4シーンくらい用意してました。35歳のおっさんの僕が書いた脚本では出せない瑞々しさを出したいなと思って。それぞれが押し引きを考えて、いいシーンにしてくれました」と3人の演技を称賛した。
最後にフォトセッションが行われたが、取材陣に続いて観客の撮影も許可され、登壇者たちはおびただしいフラッシュを浴びつつ、舞台あいさつを終えた。
取材・文=青木孝司
1月31日(金)東京・ホワイトシネクイントにて先行公開
2月7日(金)より全国順次ロードショー
出演=吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯
笠松将、大野いと、冨手麻妙、大下ヒロト、日南響子、田辺桃子、神尾楓珠、中島歩、徳永えり、大西信満
山中崇
監督・脚本=宇賀那健一
▼公式サイト
https://korogarubidama.com